結婚式招待状の書き方って今更聞けない!絶対に失敗しないマナーまとめ

 結婚が決まって、式場選びからゲストをリストアップしていったら次は招待状です。プレ花嫁さんは、準備するのに忙しいと思いますが招待状は普通の手紙とは違うので文章を書く時に言葉選びに悩んでしまいますよね。

ゲストである友人に招待状の書き方なんて聞けないし、大人になっても初めてのことなのでどんな文章が正しいのかなんて判断するのは難しいです。親に聞くのもいいですが、「時間もないから自分で何とかしたい!」という人もいると思います。

 

私も結婚式の招待状を書く時は、「上司にはどうやって書けばいいかな?」「友人にはフレンドリーでも大丈夫かな?」と色々悩みながらネットでも調べてみたりしました。

でも実際に書こうと思って調べてみても、例文は出ているけどゲストによってどうやって書けばいいのかわからず…結局はプランナーさんや親にもチェックしてもらいました。

封筒の表書きに関しても、印刷でいいのか手書きじゃなければいいけないのかなどマナーがあるので勝手に判断できませんよね…

 

そんな招待状の書き方で困っているプレ花嫁さんの為に、最近結婚式を挙げたばかりの私が人には聞けない招待状にまつわる色々なマナーなどをまとめてみました♪

  • 文面の基本
  • 招待状の書き方
  • 宛名の書き方
  • 確認事項

これさえ知っておけば誰かに聞いたりする心配もありません。色々と悩んで調べてきたからこそ、自信をもってお話することができるようになりました!あなたにとって参考になると嬉しいです♡

 

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差出人による文章の書き方

まず初めに、1番大切な招待状の文章の書き方についてご紹介していきます。

内容って何を書けばいいかわからないし、難しい言葉だらけで本当に正しいのか不安になりますよね。ゲストに失礼のないようにする為にも、しっかりと把握しておくことが大切です。

ここでは、招待状を書く時に注意すべきことや、差出人によって変わる文章の書き方などをまとめてみました。失敗しない為にも、是非最後までチェックしてくださいね。

旬読点は付けない

私も招待状を書く時に調べてみて初めて知ったのですが、「、」や「。」の旬読点は区切りとなってお祝いごとでは終止符は使いません。なので旬読点を打つ時は、スペースを空けるようにしましょう。

また、段落の行頭も空けないのがマナーです。これを知らずに招待状を送ってしまうと、「この人何も調べないで出してきたな」と常識知らずに捉えられてしまいます。

忌み言葉には注意

結婚式の忌み言葉としては、「別れ」や「結婚を繰り返す」というのを連想させてしまう言葉です。

【夫婦の別離を連想させる言葉】
去る・帰る・別れる・切れる・終わる・離れる・おしまい・閉じる・途絶える

【再婚を連想させる言葉 】
再び・再度・ふたたび・重ねる・繰り返す・二度 不幸・不吉・

【死を連想させる言葉】
 死ぬ・病む・退く・流れる・倒れる・落ちる・消える・忙しい

【同じことを繰り返す重ね言葉 】
重ね重ね・かえすがえす・たびたび・またまた・くれぐれも・いろいろ・皆々様・近々

こんなにも使ってはいけない言葉があるなんて知りませんでした。でも、「知らなかったから良い」では済まされませんよね。

読んでいるのは自分たちだけじゃなく、両家の親族にも読まれます。そんな中で「礼儀知らずだ」と思われたら最悪です…しっかりとチェックして、心配であれば親に見てもらいましょう。

私は一発チェックできるサイトを使いました→縁起の悪い忌み言葉(タブー)自動チェックツール

文章を入力してチェックすると、使ってはいけない言葉が赤文字で出てきます。全てにおいて対応しているわけではありませんが、自分だけでは不安という人にオススメです。

文面の基本

文面には基本的なことが決まっています。それぞれに構造があるので、しっかりと注意して書けば失敗しません。

【時候】時候の挨拶は、招待状を出す(手渡しor投函)月に合わせるようにしましょう。

【頭語結語】冒頭は頭語で始め、末尾は結語で終わらせます。一般的には「拝啓・敬具」となりますが、より丁寧な場合には「謹啓・謹白」を使用します。

【差出日】招待状を出す(手渡しor投函)日になります。
例えば、平成29年8月に発送予定ならば、平成29年8月吉日です。もちろん2017年でも問題ありません。

【差出人】披露宴の主催者=招待状の差出人なので、招待状の差出人によって挨拶文やご案内分も異なります。けんかにならないように、ご両家でしっかり相談して決定するようにしましょう。

【日時】一般に結婚式の招待状は、“披露宴に招待するためのもの”なので、挙式の時間は記入しません。挙式から参列をお願いしたいゲストには「付箋」を同封して挙式の開始時間も知らせましょう。

【出欠返信日】出欠の返信期日は挙式の約1ヶ月前の「大安」または「友引」の日を選びましょう。忌み言葉(返、亡、下などの字)はさけて使わないように気をつけましょう。

差出人が新郎新婦の場合

差出人が本人であれば、主語は2人になって文章も少し軽やかになります。最後は2人の名前を連名で記しましょう。

ちなみに友人充ての招待状は、堅い文章を少なめにしています。もちろん「しっかりと格式の高い書面にしたい」という人は以下のように連名で書くことをおすすめします。

差出人が連盟の場合(両親)

家と家との結びつきを感じさせるような内容で、文体に改まった雰囲気、最後の名前にも両家の親を記します。

 ここで気をつけておきたいのが、両家に確認をとっておくことです。式の主催である人たちから招待状を送るので、どのようにして書くのかはお互いの両親にも相談しましょう。勝手に書いて、後から「これでもいい?」と聞いても遅いです。

 

封筒の宛名の書き方

招待状を書いたら、リストアップしているゲストへの宛名書きです。

いつも通りに手紙を書く時のような感覚で宛名を書いてはいけません!これにも結婚式の招待状としてのマナーがあります。

「そんなの知らなかった!」では済まされません。ここでは、どうやって何を書けばいいのかまとめたので是非こちらも参考にしてみてくださいね。

毛筆で書くのが基本

結婚式に参列したことがある人であれば、招待状は全て毛質(筆ペン)で宛名が書かれていたはずです。

どうして毛筆じゃないといけないかというと、『慶び事は太く濃く』という縁起担ぎのためです。なので、鉛筆やボールペンなどの細い字や薄墨はマナー違反になってしまいます。

「書くのが苦手!」という人で、筆文字フォントを使って文字を大きく筆ペンでも良いですが、今の時代でも代書をしてくれる人を探すくらいに毛筆が1番格式が高いです。出来るだけ頑張って書いてみましょう。

縦書きの場合

縦書きだと住所を書くときに番地や建物名までを1行でまとめるのが難しいです。なので、2〜3行でまとめられるようにいきなり書かずにスペースを確認しましょう。同じ列ではなく、2行目は少しだけ頭を空けて書くとバランスが良いです。手紙でもそうですが、名前は大きく書きましょう。

横書きの場合

横書きは1行で住所がまとめられたらで良いですが、字が小さくなってしまうのであれば2行に分けて書いてください。その時に縦書き同様に2行目は頭を空けてください。

 

プラス入っていると嬉しいもの

招待状を送る時に、一緒に入っているとゲストにとって嬉しいものがあります。

自分たちのお祝いごとですが、ゲストに対しても時間を作って来てもらうということを配慮してあげることも大切です。

実際に私が友人から「有難かった!」と喜ばれていた実例なので、参考までに読んでもらえると嬉しいです。是非チェックしてくださいね。

アレルギーなどの有無

人によっては苦手な飲み物や食べ物もあるので、アレルギーだけじゃなく「苦手なもの」という質問欄を返信はがきに記載しておくとゲストが披露宴で食事を残してしまうということもありません。

なので披露宴でのメニューを決める時は、返信はがきが来てから細かな内容を決めていったほうがベストです。

「どうしても料理を変更できない」という場合は、アレルギーの人がいるということを式場側に伝えておきましょう。代用の材料で作ってもらえますよ♪

ゲストカード(芳名帳)

来賓の氏名を記すための帳簿ですが、受付で書くのってちょっと面倒に感じませんか?

最近はゲストカードを招待状に同封している人も多く、それに予め名前や住所などを記載して式に持ってきてもらうという傾向になっています。

ゲスト側としても、人前で書くことがないので家でゆっくり書けるから良いそうです。ゲストカードの作り方によっては、メッセージも書いてもらえるので自分たちでアレンジして作ってみても楽しいですよ♪

 

投函前にやるべき確認事項

招待状が完成したら、すぐに投函せず確認しておくべきことがあります。

投函して万が一ミスがあったら、もう直すことは出来ないし「どうして送っちゃったんだ」と絶対に後悔します。せっかくのお祝いごとでそんな思いしたくないですよね。

ここでは、これだけはやっておいてほしい2つの確認事項をまとめましたので、招待状ができたら是非一緒にチェックしてください。

招待状の中身

送る前にチェックしておくべき、招待状の中身です。

基本のものと、ゲストによって追加すべきものそれぞれまとめたので参考にしてみてくださいね♪

【基本セット】
招待状メッセージ
返金用はがき
封筒・留めるシール
会場までの地図
切手

【ゲストによって追加するもの】
挙式参列のお願い
スピーチ・余興のお願い
遠方ゲストへの交通案内

スピーチや余興に関しては、予めゲストに口頭で確認をとっておくのがマナーです。いきなり「よろしくね」なんて言われても困ってしまいます。きちんと直接会ってお願いしましょう。

誤字脱字をチェック

誤字脱字がないかは、印刷する前にチェックしているかもしれませんが最終チェックも必要です。

「何度も確認したのに間違えてた!」っていうミスって仕事でも経験ありませんか?「1度確認してるから大丈夫」と安心してしまって間違いを見落とすことってありますよね。

なので、ここでは相手にもチェックしてもらいましょう。「最終確認」と伝えると、相手もチェックしているものだと安心して見てしまうので「間違いがないか念入りに確認して」と伝えてくださいね!

親族へ送る招待状に関しては、住所や宛名も含めて両親にもチェックしてもらいましょう!

 

まとめ

今回は結婚式の招待状の書き方について、実際に招待状を作った卒花嫁の私が文面から確認事項までをまとめてみましたが、いかがでしたか?

普段自分が招待される時は、何となく「招待状ってこんなかんじなのね」と何となくしか知りませんでしたが、調べてみると注意しなければいけないことがたくさんありました。

文面はもちろん、言葉使いや宛名、各順番も普通の手紙とは全く違います。一生に一度なのは結婚式だけじゃありません。招待状だって一生に一度です!なので、一語一句を間違えないように気をつけて書きましょう。

ミスを防ぐのには必ずチェックすることも大切なので、2人で一緒に作ってくださいね。あなたにとって素敵な招待状が作れますように♡

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