結婚式の段取りが決まってきて、色々なシーンで演出する部分ってありますよね。ゲストにもおもてなしして、楽しんでほしいからこそ悩んでしまいます。その中で「どれにしよう?」と迷うのが”テーブルラウンド”です。
テーブルラウンドとは、ゲストの各テーブルにまわって演出することです。定番でいうと「キャンドルサービス」とかがありますね。昔から結婚式ではよく見る演出です。
新郎新婦は基本的にはメインテーブルである高砂にいる時間が多いです。でもテーブルラウンドをすることによって、各テーブルに新郎新婦が来てくれるのでゲストにとってはタイミングを気にせず話ができるんです。
全てのテーブルにいくので長時間はいれませんが、やっぱり来てくれるというのがゲストにとっては嬉しいですよね。テーブルラウンドのメリットってこれが1番だと思っています。
でも、何度も結婚式に参列している人は「この前もやったなぁ」という印象になってしまっているんです。だからといってそれが悪いわけではありませんが、せっかくなら人とは違った演出だったり思い出に残りやすいものをやりたいですよね。
私もプレ花嫁として、演出アイデイアなどをチェックしているのですが定番の演出が多すぎて「せっかくなら初めて見る演出のほうが良いかも」と感じました。
それこでブライダルプランナーさんに相談して、最近人気のものやゲストさんから好評だったという演出を聞いてみることにしたんです。
というわけで、今回はゲストからも喜ばれる披露宴の”テーブルラウンド”で人気の演出についてまとめてみました。それぞれの演出に対してのメリットや必要なアイテムを一緒に紹介しています。
一生に一度の結婚式だからこそ、みんなにも楽しんでいってほしいし、思い出に残るような式にしたいですよね!この記事にはそんな想いが詰まったテーブルラウンド演出をまとめているので、あなたの参考になれば幸いです♡
テーブルラウンドをする時の3つの注意点
まずテーブルラウンドについて、「演出なしのほうが良い」なんて思うゲストはいません。なので安心して演出を考えてほしいのですが、テーブルラウンドをする前に注意点が◎つあります。
「想像していたようにできない!」と後で後悔する前に、まずはテーブルラウンドをするにあたって予想できることを心得ておきましょう。
ここでは、そんなテーブルラウンドをする前に知っておいてほしい注意点をまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。
1. 時間配分を決めておく
各テーブルにまわれるので、みんなとお話したくなりますよね。もちろんそのためのテーブルラウンドですが、しっかりと時間配分を決めておかないと進行がグダグダになってしまってスケジュールも崩れてしまいます。
司会の人や、スタッフさんにお願いして予めどのくらいのペースでまわっていくのか確認しておきましょう。
スムーズに進めずにマイペースにやっていると、後で急いで進行を進めなければいけなくなってしまいます。なので、だいたい5分を目安に各テーブルにまわるようにしましょう。
ゲストの人数によっては、もっと短い時間にしないと後半のテーブルを待たせてしまうのでそこにも注意してくださいね。
2. 大人数は時間がかかる
みんなと触れ合えるというのがメリットではありますが、大人数になってくると後半のテーブルは歓談しているだけでちょっとさみしいです。
これ私も実際に体験しているのですが、新郎新婦がきたテーブルだけ大盛り上がりしていて周りが見ているという光景になってしまいます。あとは思ったよりも時間がかかりすぎてしまって、後半の式がおしてしまったり早く進めないといけません。
テーブルラウンドをするときは、時間配分を考えることと、待っているゲストは何をしているのかを明確にしておきましょう!
3. ゲストの気持ちも考える
「この演出素敵だからやりたい!」という気持ちもわかります。でも、ちょっとそこで「あの人こういうの苦手だったかも」と考えてほしいんです。
主役はもちろん新郎新婦なので、好きなことをやりたいと思いますが招待されているゲストにも楽しんでもらいたいですよね。それならやりたいことを詰め込むのではなく、相手の気持ちになって「本当に喜んでもらえるか?」ということを忘れないで下さいね。
プランナーに聞いたおすすめの演出5選
それではブライダルプランナーさんに聞いた、おすすめのテーブルラウンドでの演出を5つにまとめてみました。これから人気になる演出から、盛り上がる演出まで色々なパターンがあります♪
「人とは違ったことがしたい!」というあなたにも、ピッタリの演出が見つかるかもしれませんよ!ここから自分達でやってみたいテーブルラウンドが見つかりますように♡
1. 果実酒作り
最近じわじわと人気が出てきている果実酒作りです。
テーブルラウンドでみんなに氷砂糖や果物を入れてもらって、最後に新郎新婦がお酒を入れて完成します。当日に飲むことはできませんが、「お酒が完成したら新居に遊びに来てね」という意味も込めた演出なのでみんなで思い出作りができます。
見た目も可愛いので、写真を撮るのにも良いですよね。これ私も飲ませてもらったんですけど、お酒が苦手な人でも甘めでジュースみたいな感じなので炭酸と割って飲むと美味しいんです♪
ジュースでも作れる
ゲストにお子様もいたり、新居まで飲みに来れないというゲストを考えたらジュースで作ることをオススメします!ジュースなら最後にみんなで飲めますよね♪
私もゲストの気持ちを考えたら「すぐに飲みたい」って思うので、このアイディアはとても良いなと思いました。お酒が好きな人がいれば、一緒に割って飲むのも良いです。
フォトラウンド
フォトラウンドは、ゲストのいるテーブルにまわってみんなと一緒に写真を撮る演出です。「新郎新婦が忙しそうで一緒に写真が撮れなかった」なんて経験はありませんか?
これならそんな心配もないし、ゲストにとっても嬉しい演出です。やっぱり思い出は写真に残しておきたいものですよね。ゲストの人数が多いと後半がつまってしまいますが、それでもフォトラウンドすることによって形には残るので個人的には取り入れたいと思いました!
フォトプロップスがおすすめ
フォトプロップスは、写真で使う小道具です。最近では、髭や吹き出しマークを使って遊んだりしてるカップルもいますよね。
こういったちょっとした遊びも取り入れてみると、ゲストのみんなも楽しく撮影してくれそうです♪
盛り上がるのはポーズカード
写真を撮る時ってどうしてもピースサインが多かったりしませんか?せっかくの披露宴なので、みんなで楽しいポージングで撮りたいですよね。
そこでオススメしたいのが”ポーズカード”です。フォトプロップスも良いですが、みんなで同じポーズをして撮るのってなかなかないので、面白い写真になるし盛り上がること間違いありません。
ピースでも良いですが、みんなで色々なポーズで楽しむのも良いですね♪
3. キャンドルリレー
昔からある演出はキャンドルサービスですが、今はゲストみんなで出来る”キャンドルリレー”があります。
■キャンドルリレーの意味
「火」は新郎新婦を意味します。
ゲストに火を繋いでもらうのが、母から生まれた命が親元を離れて、多くの人々と出会い、影響を受けながら新郎新婦が「出会い」新しい家族を作るという意味を表しています。
この意味を知らずにやっているゲストもいるので、演出する前に司会の人にキャンドルリレーの意味を伝えてもらうと「大切に繋いでいこう」という気持ちが強くなりますね。
- ゲストにキャンドルを配る
- 新郎新婦が種火を受け取る
- その火を各ゲスト代表に付ける
- それぞれに火を回してもらう
- 全て非が灯ったらメインキャンドルを灯す
- 最後に「幸せを願って」一斉に吹き消す
吹き消すというのには、「願いを閉じ込める」という意味があります。キャンドルリレーの方法にもしっかりと意味があるので、こういった素敵な演出も感動的で良いですね。
グラス付キャンドルなら安心
キャンドルリレーをするときに心配なのが「ゲストが火傷しないか?」ということです。ロウソクを持っているわけですから、たしかに気になりますよね。
でもグラス付きのキャンドルなら、持ち手部分に困ることもないし蝋がたれてきても心配ありません。
グラス付キャンドルって高いイメージがありましたが、調べてみたら持ち帰り袋も付いてセットで1個190円〜ありました♪是非チェックしてみてくださいね。
4. ビールサーバー
ビールをテーブルごとに周って、おもてなしをするという演出です。
見た目のインパクトも大きいので、登場シーンで盛り上がりそうですよね♪お酒が飲めない人には新婦さんがジュースを注ぐので、きちんと全員にまわることができます。
サーバーはレンタルできる
そもそもビールサーバーがないと出来ない演出ですが、実はこれレンタルすることができます。
中身はビールの他にもワインや、ハイボールなどもあって11,000円〜からありました♪ゲストにお酒好きな人たちが多いなら、きっと喜ばれるので是非活用してみてくださいね。
5. プレゼント・ギフト
テーブルラウンドで、プチギフトを配るというのは初めてです。
これにはゲストにとっても、新郎新婦側にとってもメリットがあります。それはお見送りのときがスムーズなんです。披露宴が終わって、帰る時のお見送りってどうしても後ろで並んでしまってそこで時間がかかってしまいますよね。
予めプチギフトを渡しておけば、渡す時間も省けるし各テーブルごとなので時間に余裕がもてますよ♪
まとめ
今回は、結婚式の披露宴で行うテーブルラウンドについてまとめてみましたがいかがでしたか?
演出を決める前に知ってほしい注意は、とにかく時間と相手の気持ちが大事です。決める時に必ず忘れないでチェックしてみてくださいね。
プランナーさんから聞いたゲストも喜ぶ演出は、どれも初めてだったりみんなも一緒に楽しめるものだったので是非取り入れてほしいです♪
どんな披露宴にしようか色々と悩むかもしれませんが、少しでもこの記事があなたにとって役立ちますように♡