実際にあった結婚式・披露宴当日のトラブル13選と事前準備・対処方法

愛し合う二人が満を持してお祝いしてもらえる、世の女子なら誰もが憧れる「結婚式」。このページに来てくださった皆様は、きっとこれから結婚式を挙げる方なのではないかなと思います。

今回はそんなお二人の為に、事前に回避していきたい「実際に結婚式・披露宴で起こったトラブル」とそれに対する事前準備・対処方法をまとめてみました。事前に回避できるものもありますし、できないものもあります。トラブルがほぼ無い事が普通なのですが、トラブルが全く起きないという確約は残念ながら無いのです。

なので、そのあたりの心構えや対処方等をまとめてみました。事前に回避できるものに関してはしっかり入念にチェックしていただいて、回避できないものに関しては、その後の対応なども参考にしていただければと思っています。

素敵な結婚式にする為にも事前準備は本当に大切ですので、式の準備でやるべき事をチェックリストなどにまとめて、一つ一つ大切にこなしていきましょう!

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結婚式でのトラブル13選とその解決法

では早速、実際に起こってしまったトラブルと、その対処方&解決方法をご紹介していきたいと思います。どんなトラブルでも必ず原因があるので、モノによっての対処方をしっかりとお伝えできればと思っています。

1、メイクが想像と違う

・仕事が忙しく、挙式の為の事前ヘアメイクのリハーサルができないまま当日を迎えてしまいました。そうしたら、当日来ていただいたヘアメイクさんとの相性が良くなく、イメージとだいぶ違った形でヘアメイクをされてしまいました。プロなのにしっかりしてよ、と気分も落ちてしまいました。

・ブライダルに合うようなメイクなのは仕方がないけど、少し古臭く感じた。さらにファンデーションが自分に合わず、崩れ方がとても汚かった。思ったよりもベースが濃かったため、途中からシワが目だってしまった。

一生に一度の晴れ舞台で、これは悲しいですね。でも、いくらプロのメイクアップアーティストとはいえ初めて会う相手では顔の特徴を上手く掴めないこともあります。イメージ通りのメイクをしてもらいたいなら、必ず事前にメイクリハーサルを行うのがオススメです。

メイクリハーサル時には、普段自分でしているメイクを踏まえた上で「こうなりたい」というイメージを具体的に伝えていくのがポイント!ほとんどの花嫁さんがスマホやケータイに保存した画像を持参しています。

さらに、着る予定のドレスの写真もしくは実物を、メイク担当の人に見せておくともっと良いですよ◎そうすれば、ドレスにぴったりの素敵なヘアメイクをしてくれるはず!

私の知人にブライダルのヘアメイクをやっている人がいて、その方に話を伺ってみたところ「雑誌などの気になるもの全てに付箋をつけてくるけれど、イメージが固まっていなくて何パターンも提案しているのになかなか決めれない花嫁さんは困る」との事でした。

なので、持参するだけではなく、多くても「2パターンのうちどちらかで迷ってる」くらいの枚数を持参するようにすると、リハーサルもスムーズに進むかと思います。

リハーサル時、挙式当日も同じ人が担当してくれるのかしっかり確認しておきましょう。どうしても当日違う人になる場合は、リハーサルで撮った写真を見せて再現してもらうと良いでしょう。「どうしても仕上がりに納得がいかない」「メイクさんと相性が合わないかも」と思ったらプランナーに相談を。

メイクリハーサルは、結婚式の1か月前~2週間前くらいの予約がベストです。しっかり前もってリハーサルをして、気持ちよく安心してメイクしていただける様に準備していきましょう!

2、スピーチしてくれる人がドタキャン

・結婚式当日になって、スピーチ担当の友人が急な体調不良で不参加に!時間もなかったので、プランナーを通じて別の友人にお願いしました。いきなりスピーチをお願いされた友人は慌ててしまって。友人のしどろもどろなスピーチを聞きながら、 『スピーチは無しで良かったかも』 と思ってしまいました…。​

・スピーチをお願いしていた古くからの友人が、挙式から1週間前になって急に「当日いけなくてスピーチができなくなった」と連絡がありました。理由を聞いたら「妊娠したから」との事でした。話を聴くと4ヶ月程だとの事だったので、それならスピーチを受ける前に言ってほしかったし、1週間前とかではなくもっと早くから言ってほしかったと思っています。結局、スピーチは無しになりました。

当日ドタキャンは本当にツライですよね。そこでいきなり頼まれた友人もかわいそうだし、と思ってしまうトラブルです。結婚式では、スピーチをお願いしていた人が急にキャンセルする可能性が多いに有り得ます。この場合の対処方は…

  1. キャンセルになった人に文を書いてもらい司会者に読んでもらう
  2. 代理スピーチをお願いする
  3. スピーチ自体を無しにする

このどれかで決めなければいけません。

まず、1の場合。この場合は当日来れなくなった人に対してお願いする処理法なのですが、文面だけなんとかして写メなりメールなりで送ってもらって、当日事情があり来れなくなったという事を踏まえた上で司会者に代理に読んでもらう、という方法が一番オススメです。

当日急に行けなくなってしまった、もしくは1週間前にこれなくなってしまった…等、どちらの場合であってもこれが一番スムーズな対処です。このやり方なら第三者に迷惑をかけなくて済みます。

次に2の場合。1を試みたけどダメだった場合、スピーチの部分を減らしたくないのであれば2をするしか方法はありません。文章も送ってくれない、となるともう別の方に頼むしかありませんからね。そうなってくると、上司等にお願いするのはさすがに気が引けるかと思いますので、別の友人に何とかお伝えしてお願いし急遽読んでもらう…という形になります。

ただこのやり方は、急に頼まれた友人がトークが上手であれば良いですが、苦手で断られてしまう場合もありますので、頼む人も慎重に選ぶ事が大切です。

そして最後。3はもうスピーチ自体を当日の進行から無くすというパターンです。プランナーと話をしてもとから無かったものとして進行するパターン。頼める友人がいなかったりする場合はコチラが一番ベストな選択肢かなと思います。

実際に、スピーチが無い披露宴も有りますので、万が一の時はこういった選択肢もあるという事を覚えておいてくださいね!

3、欠席のはずの女友達が突然の出席

・ある学生時代の友人が、仕事の都合で出席できないとの返信ハガキをもらっていたので来ないはずだったのですが、受付時間になると一番に現れたのが彼女でした。「仕事に行かなくてよくなったので出席します」と当日に現れた。前もっての連絡なんてありませんでした。本当にイラッとしました。結婚式なのに飲み会感覚で来ているのです。結局「帰ってください」とも言えなかったので、式場の方に無理お願いをして急遽席を用意してもらいました。彼女のせいで披露宴の開演時間も遅れ本当に迷惑。

こちらのトラブルは、本当にご友人が非常識だな…と感じてしまうトラブルですよね。新郎新婦やスタッフさんの心中お察しします。

この場合は、新郎新婦が事前に防げるトラブルではないので、もう来てしまった以上帰ってくれとも言えないでしょうから、プランナーにお願いして急遽席を作ってもらう他に対処法はありません。もし席を作るのが会場の関係で本当に無理の場合は、帰ってもらうかもしくは「2次会から参加してください」とお願いするしかありません。

このパターンは本当に稀だと思いますので、もし万が一あったとしても新郎新婦のお二人に非はまったくありませんから、気を落とされないでくださいね!

4、新郎新婦の名前を間違われてしまった

・結婚式で名前を間違えられました。先週彼と結婚式を挙げたのですが、以下のようなミスを式場にされました。
1  司会者が名前を間違える(例:みなこ→ななこ)
2  料理のメニュー表に記載されている名前の漢字を間違えられる(例:菜々子→奈々子
3  デザートに名前を書いてくれてたのですが、名前が違う(例:NANAKO→NAOKO)

・楽しみにしていた披露宴に出てくるムービーに出てくる、新郎の名前の漢字が間違っていました。お友達に頼んで作ってもらったムービーで、当日まで楽しみにしてて!とサプライズで作ってくれるとの事だったので、当日を楽しみにしていたらまさかの漢字間違い。彼の両親は少し怒った様子でした。当然ですよね…。私も彼の名前が間違っていたことがかなりショックで、彼もすごく落ち込んでしまいました。

凍りつくご両親や新郎新婦の顔が目に浮かぶようなエピソードですよね…考えただけで怖くなってしまいます。

まず初めに印刷物のミスの場合。こちらは、業者さんにお願いするのか自分で作るのかで変わってきますが、ご自身で作る際には名前のミスは無いと思いますので、前者の場合は、必ず印刷前に完成原稿のチェックをする事を怠らないようにしましょう。ここでしっかり確認できれば、このトラブルは防げます。

次に司会の名前ミス。これはもう新郎新婦はまったく悪くありません。当日把握していない司会者が悪いです。ですがもし可能であれば、司会者の方とプランナーと打ち合わせは必ず事前に行う事をオススメします。ある程度新郎新婦とお話をしておけば、名前を間違える等の簡単なミスは防ぐ事ができるかと思います。

最期にムービーの名前ミス。これは本当に悲しい事ですよね。事前にチェックできなかった場合、当日に判明したとなれば回避する方法がありませんのでそのまま流れてしまう事になります。

ムービーを人にお任せする場合、でき上がりは披露宴で見たいという気持ちになるのはわかります。ですが、間違いがあるとそのまま当日ゲストの前で流れることになってしまいますので、必ず事前に名前の部分だけでもチェックしておいた方が安心です。

友人作の場合、サプライズがある場合は見せてもらわなくても良いですが、最低限名前のミスだけは無いかどうか確認をするべきです。こういった点では、友人に頼む方がまだ名前は間違われずに済むかなとは思いますが、どちらにせよ一度チェックができるのであれば、チェックをしていくようにしましょう。

5、絨毯敷きの会場でビールかけ

・披露宴で盛り上がった新郎の同僚が新郎とビールかけをはじめた。止めるべき上司も一緒になって騒いでいた。普通の結婚式場で絨毯敷きだったので会場が一気にひいたのはもちろんである。新郎の友人たちが予定外のビールかけをして、会場スタッフが大激怒の大騒ぎに。しかも一滴もアルコールが飲めない新郎が、ビールを浴び続けた結果、急性アルコール中毒で救急搬送されて行きました。

これも新郎新婦側のミスというよりは、参列者のマナー違反といった所ですね。披露宴の会場によって床の素材は違いますが、この口コミの場合は絨毯だったので最悪のケースです。もちろん、式場からクリーニング代や清掃費などの多額の追徴金が請求されるのは確実。

ビールかけは体育会系のメンバーがそろう披露宴等で多く行われる様ですが、基本的に新郎新婦、ご両家の親族、スタッフにもいい顔をされないのが一般常識です。許可をとってから行ってほしいですが、そんな事ができるのならばこんなトラブルは起きません。

なのでビールかけが始まってしまった際はすみやかにスタッフに協力を仰ぎ、司会者にも雰囲気が壊れない程度にアナウンスしてもらうのが最善の対処になります。

また、新郎新婦でビールかけをあらかじめ演出としてやりたい!と思われるカップルの場合、もしくはビールかけを絶対にしそうなメンバーを招待客として呼びたい場合は、あらかじめ床が絨毯ではない場所を選ぶ事が大切です

あとはもうパフォーマンスとしてビールかけをする人を決めておき新郎のタキシードのクリーニング代を覚悟で行う様にする事。ほかの方にはご遠慮いただくように、司会者にあらかじめアナウンスをお願いしておく事も忘れずに。

何も許可なしで勝手に始める招待客は本当に迷惑ですよね。いい大人なのですから、お酒の悪ノリにはくれぐれも注意したいですね。

6、DVDが届かない

・結婚式当日になって、披露宴の演出用に作ったDVDが会場に届いてないことがわかり、大慌て!せっかく時間をかけて作ったのに、DVDを流せないまま披露宴はお開きになってしまいました。まだDVDは手元にありますが、悔しくて再生できないままでいます。

これは本当に最悪なパターンですね。こうなってしまってしまった場合は、当日できる対処方は“ムービーは無かったものとして進行する”他にありません。

そして大事なのはここからです。届かなかった理由はなんなのかという所が大事になってきます。この口コミの場合は、ご自身でムービーを作られて業者にお願いしたけど当日届かなかった、という事になりますよね。その場合は、予定日に届けなかった業者にも非はありますが、事前に防ぐ事も十分に出来たトラブルだと思います。

業者トラブルはよくある話で、当日ギリギリになって届かなかったというのが一番残念なケースなので、それを防ぐ為にも当日会場に届けるのではなく、1~2週間前に自宅に届けてもらい内容を確認してから、会場に自分で届けるもしくは送る、というのが一番安全な方法です。内容の確認もしっかりできますし、なおかつ自分で届けているので届いてるか不安になる…という事もありません。安全にいくならこの方法が一番ベストです。

次に、事後処理のやり方ですが、届かなかったその理由が大事になってきます。手配したのがプランナー側なら、プランナー側もしくは業者のミスという事になります。どちらが原因なのかをはっきりさせ、料金の値引きや+α慰謝料の請求をする事になります。

今回のケースでない場合は、どこに原因があって届かなかったのかしっかり把握して抗議する様にしましょう。

7、式中に体調が悪くなってきた

・結婚式前日にあまりにも緊張してしまって眠れず、結局ほぼ寝ていない状態で当日を迎える事になってしまいました。肌の調子もボロボロで、しかもさらに緊張でお腹が痛くなってきてしまい、なんとか心配かけまいと笑顔で頑張りましたが、私自身楽しむ事がまったくできず、本当に後悔しています…無理してでもなんとか寝て、体調を整えられたらよかったなと思っています。

これは、新郎新婦どちらにでもあるトラブルですが、今回の口コミでは新婦側のトラブルの様ですね。挙式当日の花嫁がお肌の調子も悪く、体調も悪いとなると本当に辛いのではないかと思います…。ドレスもかなり重いので体に負担がかかりますからね。

式当日は新郎新婦にとって特別な一日です。だからこそ緊張が高まって体調を壊してしまうということも勿論あると思います。急な体調不良に備えて、痛み止めや胃薬等の常備薬は持参するようにしましょう

また結婚式前日は早めにベッドに入り、緊張しやすい性格の方であれば、どうしても眠れない時に備えてあらかじめ内科に行き軽めの睡眠薬を頂いておくと心労的にも軽くなると思いますよ◎大事な日の前日ですから少しでも睡眠はとっておいた方が確実に体調は良くなります。

また、お肌の調子については前日どうこうでそこまで差が出るわけではありませんが、睡眠不足明けのお肌は確かに化粧ノリは悪くなってしまいます。でもそこはプロのヘアメイクさんが最善を尽くしてくださると思いますのであまり深く色々な事を考えすぎずに、挙式まではなるべくリラックスして過ごせるように心掛けていくこともとっても大事ですよ◎

8、頂いたご祝儀の総額が違う

・いただいたご祝儀の額と、ご祝儀袋の外側に書かれた合計金額にズレがありました。受付をお願いしていた人が盗むとは考えにくいし、いったいどこにいったんだろう?とモヤモヤした気持ちが、今も心の中に残っています。

せっかくの結婚式なのに、お金のことでトラブルが発生するのは避けたいですよね。これはかなり人間不信になってしまいそうなトラブルですよね…。結局この方の消えたご祝儀はどなたが持ち去ってしまったのでしょうか。口コミに記載はありませんでしたが、ご祝儀は集めた方しか触らない…という事であれば、頼んだ方が若干くすねてしまった可能性が高くなってしまいますよね。万が一違った場合でも大切なご友人を疑いたくはないと思います。

今回のトラブルの一番いい対処法としては、ご祝儀はまとめて親族に預かってもらうという方法か、式場に貸金庫がある場合はそちらへ預けておくというのがベストです。親族がご祝儀をくすねる事はありえないですし、金庫ならば誰にも触れられる事なく最終的には新郎新婦で管理できますよね。なので金庫がない場合はご親族にお願いするのが一番安全かなと思います。

ただ…信頼してお願いしたご友人に裏切られてしまう…なんて事があったら、結婚式自体がトラウマの思い出になってしまいますよね。そうなってほしくないとただただ願うばかりです。

受付は友人にお願いしたとしても最終的にはその場で親族に持っていてもらう様にお願いするのが一番安全と言えます。会場で集計するなんていうのは持ってのほかなので、受付の方には袋ごとそのまま集めておいてもらいましょう。

9、見積もりと金額が違う

・見積もりでは割引がついていたのに、請求書を見ると、割引なしの金額になっていました。式場に問い合わせると、向こうのミスだったようで・・・すぐに正しい請求書を出してもらいました。

これは本当に先方が悪いだけのミスです。支払いをする前に気づけたのは不幸中の幸いでしたね…危なかったです。結婚式の費用って、けっして安いものじゃありませんし…結婚式場のスタッフも人間ですので時にはミスが起こることもあるでしょう。

なのでこのトラブルの対処法としては、まず見積書は必ず保存しておく事。そして請求書と照らし合わせて必ず確認する事が大事になってきます。全部スタッフに任せきりにしてしまうのではなく、大事なところは自分たちでしっかり確認するようにしていきましょう。

見積もりというのは基本的に1回で終わるものではありません。2回、3回と必ず修正が加わってきます。その為一番大切なのは最終決定をした際の見積書。このデータだけはしっかりと保存しておき、ご請求書と照らし合わせて確認をします。何らかの形で予算が当日追加になってしまった場合(トラブルの際のクリーニング代等)も、プランナーにしっかり内容の確認をとってから受領と把握をするようにしましょう。鵜呑みをしてしまう事は絶対にダメです。

10、式場側の準備ミス

これも新郎新婦にまったく非が無いパターンのトラブルなのですが…これ系の口コミがかなり沢山あったので、箇条書きでまとめさせて頂きますね。

  1. 結婚式のときに着たドレス、付属のリボンを付け忘れられてた。披露宴のフォトムービーで式中の後ろ姿を見て気が付いた。
  2. ブーケが打ち合わせで選んでいたものと違っててガッカリ。当日はその違うやつを使用した。
  3. 髪に付ける生花が届いておらず、確認すると花屋に注文するのを忘れていた。
  4. お色直しの部屋を予約してたのに式場の手違いで部屋が無い。
  5. 式の後の写真撮影が、手違いで写真撮影無しになっていた。

これ以外にもかなり細かいものまで沢山ありましたが、ひとまず口コミとして多かったものをベースにピックアップさせて頂きました。大切な挙式の日なのに、どれもなかなかに酷い扱いだなと思います。こういう事が沢山起こるから、式を挙げるのはちょっと…と思われる方が多い原因の一つになってるんじゃないかと私は思います。

では順番に見ていきましょう。まず1のパターンは基本的にはヘアメイクさんもしくはドレス担当の着付けの方のミスになりますね。これは事前に防ぐ事が出来るトラブルになります。新婦ご自身でしっかりとドレスのデザインと事前リハーサルを行っていれば、違和感に必ず気づくと思いますし伝える事もできますので、やはり事前リハーサルはとっても大事という事になります。リボン自体が無かったという場合は完全に先方のミスになります。

次に2と3のパターン。こちらは、プランナーの発注ミスなのか花屋側もミスなのかによって事後対処が変わってきます。ただ、花屋側は事前にデザイン等や発注内容を確認して当日届けると思いますので、非のある確率は低いかなと思います。あるとしたらプランナーの発注ミスが多いですね。これはもう当日になってしまったら替える事が出来ませんので、このまま使うという事になります。式が諸々終わってから、しっかりと先方にミスの指摘をする様にしましょう。

ちなみに2の場合はどちらかのミス、3の場合は完全にプランナーの非という事になります。これはどちらも業者に2段階を経て業者に伝わる事なので、プランナーが間違えない様にするかもしくは事前に防ぐのであればブーケ等は自分で発注して作って持参する、という形が一番安全な対処法になります。

次に4のパターン。こちらは完全にプランナー側のミスになります。この場合は新郎新婦にまったく非が無いので、会場・プランナー側で何とか対応してもらうしか方法はありません。しかも部屋の手配は自分ではできないものですし、自費を出してまで予備の部屋を取るなんて事は普通しません。

披露宴でお色直しがある事が確定しているのにこのような形になってしまうのはあり得ない事ですし、防ぎようがないトラブルという事になってしまいます。その為このケースは100対0で相手側に非があるので、諸々の金銭面の対処と謝罪を要求するべきです。

最期に5のパターン。これはカメラマンさんに非があるとは考えにくいトラブルです。今はデジタルで撮影する為データがいっぱいになるという事もあり得ないですし予備を持ってきているのは当然の事。なので、行程や進行をミスしてしまったのはプランナーという事になります。

しっかりここの部分も記念として行うはずなのに、プランナーがそれを忘れていたとしか思えないトラブルです。なので、この場合は写真を撮影する旨をその場でプランナーに伝えて、撮影を行ってもらう+手配ミスの分の金額を返金してもらうのが筋です。

これ以外にも細かいトラブルが後を絶えない模様ですね…。式場側のミス、手配ミス等はケースバイケースによりますが、基本的には手配ミス分全額返金、そのまま再度手配しなおし、+α慰謝料請求、といった形がベターかなと思いますので、何か相手側に確実に非があったトラブルの場合は、めんどくさがらずにしっかりと先方に抗議する様にしましょう。結果としてこれが先方の為にもなります。(同じミスを繰り返さない為)

11、演出のミス

・お色直しの際、再登場で中庭のバルーンの中から出てガーデンテラスから入室する演出。BGMもこだわりどきどきしながらバルーンに入りいざバルーンが割れて華々しく登場!…したのに誰もこっちをみてない!?お客さんは室内の入り口を見てました。どうやら司会者が新郎新婦の入場場所を確認してなかった模様!!せっかくの演出が無駄に。

このパターンは一番残念というか、もったいないパターンのトラブルですよね…。演出はうまくいったのに誰もそこに注目できないまま進行が過ぎてしまったパターンですね。

これは完全に司会者の誘導ミスになります。これのみならば謝罪+割引という形で示談に持ち込まれる形になりそうですが、このほかに演出等で会場側のミスがあったり、司会者のミスがあまりにも多かった場合は慰謝料の請求をする事が可能となります。

ただ、内容によりけりですが基本的には10%~20%あたりが相場と考えるのが妥当です。式の総額が300万円なら30万円くらいいったら良い方というイメージを持たれた方が無難かと思います。

ただこれはケースバイケースなので内容によって金額も変動します。あまりにもひどいミスが続いてしまった場合には、弁護士に相談するのも一つの手です。ただ、弁護士に頼むと最低でも10万円以上は費用が掛かってしまう為、おおよそのプラマイを見据えてからご相談にいかれる方が良いかと思います。(総額100万円の費用の挙式なら弁護士費用でペイされてしまう為)

12、シェフが勝手にフランベサービスを始めた

・新郎新婦入場の際に、突然新郎新婦へのスポットが消えシェフに行き、突然フランベサービスを始めた。シェフは「よかれと思ってやりました」とおっしゃってますが、勝手に進行を変えられて、しかも主役の自分たちからスポットを奪ってまでする意味がわからなかった。そしたらプランナーは私に「フランべサービスを見て頂きたくって。。。」と意味不明なことを言ってました。

これは本当にあり得ないミスですよね…新郎新婦がメインの披露宴において、その新郎新婦のスポットを奪いとってフランベサービスを行うシェフ。空気が読めないにも程が有ります。どうしてそういう事をしたのかこの時のシェフとお話をしてみたいくらいです。本当に許せない出来事だっただろうなと思います。

フランベサービスをするのであれば、せめて雑談タイムの時にするとか、ほかにもタイミングは沢山あったと思います。どうしてわざわざ再入場の参列者が楽しみにしているお色直しのタイミングを奪ったのでしょうか。新郎新婦からスポットを動かした会場も会場です。

こちらのトラブルは、誰がやれと言ったかによりますが、基本的に進行ミスという事になるので会場側・プランナーのミスになります。プランナーの方で事前に回避できたトラブルですので、会場側の非としてビデオ代はもちろん無償になると思いますし、やってしまった事は消せないので式代の中からどこかに慰謝料として返金されるのが筋です。

この金額もケースバイケースですが、総額の20%割引くらいあれば平均値として見ておいてください。

13、移動中のトラブル

レンタル衣装屋で着替えてタクシーで移動の予定で、白無垢で角隠しだから屋根の高いタクシーの筈がレンタル衣装屋の手違いで普通のタクシーだった。ふんぞり返って乗るはめに。

最期はこちらのトラブル。白無垢の場合は身動きを取るのも大変なうえに、こちらの口コミでも行っていますが角隠しはどうしても身長が高くなってしまいますので、専用の屋根の高い車を手配してもらうのが当たり前なのです。

これはタクシー会社の手配ミスなのか、プランナーのミスなのか難しい所ですが、この場合はほとんどがプランナーの発注ミスだと思って良いでしょう。もちろん確認はしていただきたいですが、タクシー会社は言われた通りに車を手配しているだけなので、要望を伝えなかったプランナー側のミスの場合が多いトラブルになります。

この場合は損害賠償とまではいかない程度になりますが、相手側に確実に非があるので、詫び程度の何か(割引等)をしてだいて示談、という形になるかと思います。このほかにも何か別のトラブルがあったなら別ですが、基本これのみならばそこまで大した額にはならないとは思います。

トラブルの無い式場探しなら「ブライダルフェア」へ!

結婚式・披露宴でのミスがこんなに沢山ある中でも、やっぱり挙式を上げたいというカップルの方はとっても多いと思います。そんな方々にご紹介したいのがこちらの「ブライダルフェア」です。

式場との相性、プランナーの相性は本当に大事です。ブライダルフェアでは、会場に実際に足を運んで、無料で簡単な見積もりを出してもらう所までは行う事ができます。

なので、実際にその際のプランナーさんがしっかりされている方なのか、式場の口コミはどうなのか…諸々を確認しつつ、ご自身の目で見て、お話を聴ける所がとってもメリットになります。

上記のような沢山のトラブルを事前に防ぐ為にも、色んな会場に足を運んで、人柄、スタッフさんの対応などもしっかりご自身の目で確認しつつ、選ぶ様にしていきたい所ですね!

しかも、ブライダルフェアは事前予約をすると必ずといって良いほど特典がもらえます。(ホテル宿泊券やディナー券、エステ券など)なので、フェアに行く際は必ず予約をしてから行かれるのがオススメです◎

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まとめ

今回は、結婚式と披露宴で実際に起こったトラブルとその対処法についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

この13パターン以外にも、本当に沢山のトラブル等があると思います。それぞれのトラブルには必ずといって良いほど何か原因がありますので、その原因はなんなのか、事前に防げるのかどうかをしっかり見極めていく事が重要になってきます。

上記のトラブル13パターンも、事前に防ぐ事ができるものと出来ないものがあります。とにかく、事前に防げるものに関しては必ず回避していきたい所ですね。事前に防げないものに関しては、めんどくさがらずにしっかりと対処していきましょう。

あなたの挙式・披露宴が、素敵な一日になります様に、心からお祈り申し上げます♡

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