結婚指輪の「素材」ってどんなものがあるの?”11種類”の指輪素材を徹底解説

これから結婚指輪を購入しようと考えているあなた。ブランドも沢山あれば、素材も種類も沢山すぎて、どれを選んだらいいのかわからないし、実際素材による違いってなんなの?と思われる事ってありませんか?

今回は、そんなあなたのお悩みを解決するべく、結婚指輪に使われている素材を全てまとめて、メリットとデメリットをそれぞれご紹介させて頂きたいと思います!

いろんなデザインが沢山ある中で、どれがご自身の肌に合っているのか、普段から使いやすいものなのか、見極めていくお手伝いをさせて頂けたらと思います!

では、見ていってみましょう!

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ダントツ一番人気の「プラチナ」

https://www.cafe-ring.com/products/marriage-noel

まずはやっぱりコチラ!ブライダル系のリングの素材で、ダントツ一番人気なのがこの「プラチナ」です。これは、どこのウェディングサイトを拝見しても、不動の人気No.1素材になっています。

じゃあ、どうしてそんなにプラチナが大人気なのか、その理由を見ていきましょう。

【メリット】

  • 日常使いをしても永年、色が変わる事が無い
  • 粘性が高いため、石留めの爪の強度が高い
  • 白い金属(銀色)が渋い銀色で落ち着いたイメージ
  • 日本ではゴールドよりもプラチナのステータスが高い
  • シンプルで落ち着きのある色合いは場所や服装を選ばず使いやすい
  • ダイヤモンドなどのジュエリーと相性が良い

【デメリット】

  • 値段が高い
  • 純度によっては金属アレルギーの可能性も

まず、プラチナ一番のメリットともいえるのは「強度」そして「色が変わらない」という所なのではないかと思います。結婚指輪は一生肌身離さず着けてゆくものですから、取り外しを常にしなければならない指輪だと、何かと不便だったりしますよね。

プラチナは強度が高いので、家事や仕事等をする際でも、指輪を外したりしなくても全然大丈夫なんです◎レジャースポットはもちろん、プールや温泉などにつかっても大丈夫。生活の一部として、完全に馴染ませる事が出来ます。

ただ、唯一といっていいデメリットが「価格が高い」という事。やはり、これだけのメリットがある分、お値段もそれなりに高くなってきます。結婚指輪なら2本で20万前後から。純度によっては安めなものもありますが、基本的には素材の値段だけで言うと、どの素材よりも高いです。でも、一生に一度の買い物なので、プラチナの輝きがお好きなのであれば、思い切ってゲットされてみてはどうでしょうか?

「pt900」or「pt950」はどっちがいいの?

「Pt」はプラチナの元素記号です。ジュエリーを探すときには「Pt900」や「Pt950」などの表記を目にすることがあるのではないでしょうか。Ptの後に続く数字は純度を表していて、Pt900なら全体の90%、Pt950なら全体の95%にプラチナが使われていることを意味します。

まずPt900は、割り金を10%混ぜたプラチナのことです。Pt950よりも強度があるので、変形しにくく、傷がつきにくいことがメリット。ジュエリーに加工しやすいことから、日本国内では指輪によく用いられています。

またプラチナの分量が少ないので、Pt950やPt999を使用したジュエリーよりも値段を抑えることができます。「プラチナジュエリーを身に着けたいけど、価格は抑えたい」という人におすすめです。

次にPt950。こちらは、国際基準を満たした純度95%のプラチナです。海外の高級ブランドでは、こちらのPt950を主に使用しています。

また、Pt900よりも金属アレルギーになりにくいというメリットがあります。一方で、Pt900よりもPt950の方がわずかに軟らかいため、やや加工がしにくく傷つきやすいというデメリットがあります。

こちらの二つの特性をまとめると…

  • Pt900…価格が安い、傷がつきにくい、修理しやすい
  • Pt950…純度が高いので品質が高い、金属アレルギーが起きにくい

という事になります。違いはさほどありませんが、二つを比べたときのメリットはこのような形になります。

見た目にさほど変化はありませんので、どちらのメリットを優先させるか、といった所で選ばれる方がいいと思います。プラチナで少しでも値段を下げたいのであれば900、アレルギーが怖い…という方は950にしてみるなど、皆さんそれぞれの目的に合わせて選んでいただければと思います◎

定番素材の「ゴールド」

http://www.festaria-bridal.jp/marriage/20291l121100030_20291m121000000/

プラチナの次に人気な素材なのがこちらの「ゴールド」素材。ゴールドといえば、ファッションリングやネックレスなんかでもよく使われたりもする、定番アクセサリー素材ですよね。

ひとえにゴールドとは言っても、ゴールドの中にも沢山種類がありますので、今回はそちらも合わせてご紹介していきたいと思います!まずは、ゴールド自体のメリット、デメリットから。

【メリット】

  • ゴールドの指輪は変色しにくく、肌の色に合わせて色を選べる
  • ゴールドはオシャレで華やかなものが多い
  • 値段が控えめな分、デザインや宝石にお金がかけられる

【デメリット】

  • ゴールドは種類によって変形しやすいものもある
  • メッキがはがれて変色する可能性あり
  • 色味が派手過ぎてつけなくなるパターンも

ゴールドの指輪は、プラチナに比べると「値段も安め」になっているので、ダイヤモンドなどにかけられる金額も変わってきますし、さらにデザイン性が高いものが多いので、ファッションリングっぽく結婚指輪を付けたい方にはとってもオススメな素材です。しかも、日本人に多い、イエローベースなお肌にはピッタリな素材になっています。

ただし、ゴールドは色味によってはメッキをかぶせる形になるので、プラチナ等に比べてしまうと、メッキがはがれてしまって色味が落ちてしまう、なんて事もあり得ます。ただし、プラチナとゴールドがそこまで差があるほど強度や色落ちに差があるのか、と言われると、そこまででもないのも事実。

どちらかといえばプラチナの方が普段から使いやすいし強度が高いというだけで、プラチナも傷はつきますし、純度が高ければ変形もします。なので、もし、「ゴールドがいいんだけど、プラチナの方がいいのかな…?」と悩まれている方がいたら、迷わず好みなゴールドを選ぶべきだと私は思います!

一生に一度のものですから、デザインを重視して選ばれるならば、絶対に愛着もわきますよね!さほど変わりはなくてさらに安いなら良いじゃないですか◎あとはあなた自身の好みで選んでみてくださいね♡

「K18」or「K10」はどっちがいいの?

ゴールドといえば、よくお店等で表記を目にするのはこの2つ、「K18」と「K10」ではないでしょうか?そのほかには「K24」、「K14」なども。これは、金の純度の表記です。K24なら金100%、K18なら金75%で、銅や銀などが15%入っている…という事を表しています。数字が小さくなるにつれて金の純度が下がり、銅や銀など金以外の金属の割合が高くなります。

よくお店で目にするこのK18とK10、純度の他にはどういった特徴があるのかといいますと…

まずK18は、ブライダル関連のお店なんかでも、一番よく扱われている純度のゴールドになっています。「純金が一番いいのでは?」と思われるかもしれませんが、純金はとても柔らかい為、変形しやすく装飾品には向きません。その為、他の金属を加えることによって硬度を強くしています。その中でも一番定番なのがこのK18。

K10に比べると、K18の方が、金の純度が高いので、当然ゴールドの色味が強く現れます。そして、ゴールドは純度が高い方が色落ちしにくいというメリットがあります。ただ、その純度が高い分柔らかさも上がってしまうので、K18の方が柔らかい、という事になります。逆に言うと、K10の方が強度は高いが、色落ちはしやすくなってしまう、という事になります。以上の事をまとめると…

  • K18…純度が高いので変形しやすいが、色落ちはしにくい
  • K10…K18よりは頑丈にできているが、色落ちしやすい

大きく分けるとこの2つがあげられます。なので、どちらを選ぶにしてもメリットデメリットは把握した上で、ご納得いただいてから選ぶ方がいいと思います。ちなみに、お値段はデザインによりますが、基本的には純度が高い方が高値になります。

…では次に、ゴールドの中にはどんな種類があるのか、こちらもご紹介していきたいと思います!

イエローゴールド

https://www.iprimo.jp/marriage/rings/juno1LD.html?mt=yg

華やかさが特徴のイエローゴールド。普通のゴールドよりも鮮やかな金色で、ちょっと派手な印象もあります。ですが、長い間使う結婚指輪という点では、これが一つのメリットになったりします。

年齢を重ねていくにつれて似合う色かどうかを考えると、プラチナよりも明るいゴールドの方が肌に馴染んできて、綺麗に見える素材だったりする事も!でも、それぞれお肌に似合う色は個人差がありますのでそこはご注意を。

一見派手に見えるイエローゴールドですが、使っていくうちに小さなキズが付いて、だんだん落ち着いた自然な光沢に変わっていきます。この傷が逆に落ち着いた印象を与え、味のある指輪へと変わるのもイエローゴールドの魅力です。

ホワイトゴールド

https://www.trecenti.com/item_detail.php?code=M200284ML-04

ホワイトゴールドは、一見プラチナの様な輝きを放っており、見た目もさほど差はないほどのゴージャス感がある金属。純度を75%まで下げて強度を出しているため、プラチナよりもリング全体の強度が高いのはゴールド共通のこと。

そして、プラチナに似ている事から、コストを下げてまったく同じ形のリングを作ることができちゃうのも嬉しいメリットの一つ。ホワイトゴールドの仕上げには”ロジウムコート”という金属が使われており、これが明るい白い(銀色)の金属のため、肌映りが明るく見えるのも嬉しいポイント。

また、プラチナに比べてホワイトゴールドのが軽い素材でできているので、同じデザインで素材で迷った際には考えるポイントに加えるのもアリかもしれませんよ◎

ピンクゴールド

http://www.lucie.jp/bridal/rose_crassique/rc_detail16.html

ピンクゴールドは「銅」の割合が多いのが特徴。この柔らかいピンクは「銅」によって出された色なんです。この色味も、K18とK10ではまた違い、K18の方がはっきりとしたピンクで、K10の方が銅の割合が高いので、より柔らかいピンクのピンクゴールドになります。この2つの色味も、お好みで選ばれると良いかと思います◎

そして、ピンクゴールドは銅の割合が多いという事から、汗をかいたときやシャンプーした時、温泉に入った時等に変色しやすかったり、年月が経つと赤茶色っぽい色に変わってきたりします。

ちなみに、ピンクゴールドはカラーゴールドの中で一番硬いと言われています。銅といった硬い金属が混ざっっている為、実はプラチナより固いんです。変色しやすいけれど、ゴールドの中では一番固いので細かい傷はつきにくい。けれど衝撃を加えると割れやすい…といった感じの素材になります。

グリーンゴールド

http://www.koubou-ryo.jp/green.html

グリーンゴールドはその名前のとおり、ほんのりとした緑の色調を放っています。純金本来の色が抑えられた、爽やかで優しい色合いが特徴です。ヨーロッパでは昔から親しまれてきたグリーンゴールドは、色味からライムゴールドと呼ばれたり。さわやかな色味を楽しませてくれるゴールドです。

グリーンゴールドは、ほかのカラーゴールドよりも柔らかい素材であるため、長年使い込めば、それぞれのジュエリーが持つ表情や風合いの変化を楽しませてくれます。ですが、強度という意味で言えばK18だとほかのゴールドよりも劣る為、K10にしておいた方が安全かもしれませんね。

強度よりも色味を大事にされたい方は、K18のグリーンゴールドがオススメ。ただ、ピンクゴールドなどでもそうでしたが、カラーゴールドは、合わせる金属の量によっても色味が変わってきます。グリーンゴールドも、K18とK10ではまったく色味が変わってきますので、好みの色合いを探してみてくださいね◎

お手頃価格の「シルバー」

https://kamakura-chokin.com/course/silver

貴金属の中では比較的産出量の多いシルバーは、手頃な価格で手に入るアクセサリーとして人気がとっても高い素材。長く使っていると、空気中の硫黄と反応して黒ずむ性質がありますが、アクセサリーに使用する際にはロジウムなどでメッキが施され、黒ずみにくいように加工されることが多いのが特徴。

指輪交換の儀式はしたいけれど、普段は身に付けるつもりがない…という人には、コストも抑えられるのでとってもオススメ◎その場限りでかまわないなら、安く済ませた方がいいですよね。レンタルで済ませようと考える人もいらっしゃるかもしれませんが、シルバーならレンタルよりも安く済んでしまう可能性の方が大きいですよ!

レンタルの場合は指輪が手元に残りませんが、購入すれば思い出と共に残ります。基本的にしまっておくだけなら、ロジウムメッキがはげてくることもありません。ちなみに、手作りなら5000円弱で作れちゃうというコスパの良さ。素晴らしいですよね◎

私の友達の卒花嫁さんで、結婚指輪は手作りのシルバーリングを使っている子がいるのですが…その子は、5年、10年記念日と、さらに新しく指輪を作ったりしていくのが楽しみ♡と言っていました。たしかに、コスパもとっても良いですし、手作りで作ればさらに愛情も深まります。ファッション性の高いものを作れば、普段付けにも最適です!

では、改めてメリットとデメリットをまとめてみると…

【メリット】

  • 価格がとにかく安いのでコスパが良い
  • シルバーならではの味がある
  • ファッションリング感覚で付けられる

【デメリット】

  • 酸化したり、硫黄に触れると黒ずんでしまう
  • 放置しすぎはNG
  • 強度はプラチナやゴールドよりも劣る

シルバーの一番のメリットはズバリ「コスパ」です。素材の中でかなり安価になるので、指輪にかけるお金がかなり節約できます。さらに手作りにすればもっと抑えることも可能です◎しかもシルバーは、使えば使う程愛着がわいて、色味に味が出てくるというのも特徴。磨けば磨く程、どんどん雰囲気を変えて楽しむ事が出来ます。

ただ、やはり素材としての強度は低く、つけっぱなしにする事はなかなか難しい素材なのが難点の一つ。指輪を付けないで放置しておいても酸化してしまうし、温泉などに入るときにつけっぱなしにしてもNG。付けたり外したりが苦にならないようであれば、味があってとても良い素材かなと思います。

カラフルな指輪が大人気「ジルコニウム」

プラチナ、ゴールドなどの定番素材が人気な中で、ここ最近、一気に人気急上昇中なのがコチラの素材「ジルコニウム」です。この後ご紹介する「チタン」などと比べると重量感があるため、使っていて安っぽさを感じにくいのもおすすめのポイントです。

ジルコニウムは、機械的な強度も高いことから、工業用途として塩酸、硫酸などの過酷な製造装置の素材としても利用される、高機能レアメタルのこと。ジルコニウム表面に形成される”酸化皮膜”というものがあり、コレがあるおかげで、金属の溶出がありません。そのため、金属アレルギーを起こしづらい性質を持っています。

さらに、ジルコニウム素材を使うと、とても美しいカラフルなグラデーションを使ったデザインを完成させる事が出来ます。ジルコニウムの発色は、塗装や着色ではないので、色が取れて無くなるという事はありません。発色は、特殊な技術で化学反応をさせて、ジルコニウムの金属表面に皮膜をつくりだします。その皮膜に光が当たることで、私たちの目に色彩が見えるという仕組みなんです。

このジルコニウムを、世界で初めてブライダルリングに使ったブランドが「SORA」というブランド。当サイトでも記事にまとめていますので、コチラも合わせて見てみてくださいね◎

参考:「SORAの評判・口コミは?大人気のジルコニウムでカラフルな指輪とは

【メリット】

  • 何をしてても24時間つけっぱなしでOK
  • カラフルで個性的な指輪が作れる
  • メンテナンスで発色を変える事が可能
  • プラチナよりも固いのでキズがつきにくい

【デメリット】

  • 大量生産ができないので価格が若干高め
  • 色落ちしないとは言え摩擦で若干の色の変化はある
  • ロウ付けができないので立て爪のデザインは出来ない

ジルコニウム最大のメリットは、24時間どこへ行ってもつけっぱなしでOKな所、そして、カラフルなグラデーションが作れる所。そしてその指輪の発色も、メンテナンスでチェンジする事が可能なのです。飽きっぽい性格の方などにとってもオススメ!

デメリットとしては、ジルコニウムの指輪は一つ一つ手作業なので、シルバーやゴールドのみに比べると、若干高めになるということ(1本10万前後)。あと、ダイヤ等を埋め込むことはできても、立体的に立て爪等で石を留めるという事が出来ません。なので、今回は結婚指輪特集ですが、婚約指輪で立て爪ダイヤのリングがほしいという方には向かない素材かもしれません。

硬くて安価な「チタン」

https://bijoupiko.com/bridalring/%E3%80%90titanio%E3%80%91no10/

チタンの結婚指輪というと、あまりなじみがないかもしれませんが、実は金属アレルギーがある人には人気な素材なんです。チタンは金属アレルギーを起こしにくい、汗に強く変色しにくいなど、長く使用する上でのメリットがあります。ただし、コーティング加工されたものや合金の場合は他の金属によってアレルギーが起こる可能性があるため、注意しましょう。

チタンは硬度が高いため、細かい加工ができないというデメリットがあります。しかし、2人分購入しても10万円前後と安価。衝撃にも強いため、キャンプなどアウトドアが好きなカップルには好まれているようです。

デザインは、肌になじむ色や、手元のアクセントとして目立たせることができる色など、豊富なカラーバリエーションからデザインを選べるのが魅力の一つ。 表面をつや消しすることによって、シックな印象を与えたり、鏡面仕上げでプラチナ以上の輝きを持たせたりといったことも可能です。リングの表面は白銀色、内側は青色など、普通のリングと異なったデザインがオススメです◎

【メリット】

  • 金属アレルギーを起こしにくい
  • 汗に強いので変色しにくい
  • 強度が高いので衝撃などに強い
  • ジルコニウムよりもかなり安価で買える
  • 非常に軽いので付け心地も快適

【デメリット】

  • コーティングによってはアレルギー反応の可能性も
  • ジルコニウムと比べるとちょっと安っぽく見えがち
  • 細かな細工のあるデザインには不向き
  • 他の金属より硬いのでサイズ直しがしにくい

チタンは、ジルコニウム等と同じく、金属アレルギーを起こしにくく、汗にも強いので変色にも強いです。しかも、重量的にも軽いので、付けているのに付けてない様なふわっとした軽さを体感できると思います。そして、嬉しいのが値段の安さ。ジルコニウムととっても似ていて、デザインもほぼ同じものが作れるのに、安価という所はとっても嬉しいメリット。

ただ、ジルコニウムよりも重厚感が無いので、若干安めに見えがちなのと、硬い金属なので、細かな細工をする事ができないのがデメリット。さらに、サイズ直しもほぼできないと考えた方が良いでしょう。なので、サイズが大幅に変わってしまった場合は、安価というメリットを利用して、再度新しいものを購入される事をオススメします◎

プラチナと同等の輝き「パラジウム」

https://bijoupiko.com/bridalring/a-deux/

パラジウムは通常、指輪などの地金として使われることが多い素材です。素材自体の色は、プラチナやシルバーと似た、白い輝きを放つことが特徴です。見た目だけでは、プラチナかパラジウムかの判断を付けることが難しいというくらいで、輝きに関してはそう大差はありません。

パラジウムは、プラチナに比べて硬い素材で、傷がつきにくいことが特徴です。日常使いをしても傷が気になりません。また、パラジウムはどんな環境でも変色しにくいという特徴を持っています。シルバー等だと変色してしまいがちですが、パラジウムは長く輝きを保つ事ができます。

また、プラチナの約半分の重さで軽いため、指輪を普段着け慣れていない方や、日常的に着ける指輪としてもおすすめ。 ほかの金属と比べても軽く、指に重たさを感じません。

【メリット】

  • 見た目はプラチナなのに安い
  • 傷がつきにくく、変色しにくい
  • 指輪自体がとっても軽い

【デメリット】

  • 金属アレルギーを起こす可能性がある

結婚指輪をパラジウムにすることの最大のメリットは、やはり価格の安さです。プラチナと同等の輝きを放つのに、価格は半分で抑えられるので、予算に不安がある方の強い味方だと言えるでしょう。アームの素材をパラジウムにして安く抑え、残りの予算をダイヤモンドに回すということもできますね。

パラジウムのデメリットは、金属アレルギーを引き起こすことがあるということ。汗などの体液とパラジウムが触れると、パラジウム溶けだします。これが肌に触れることで、かゆみやかぶれ、赤みなどの炎症を引き起こしてしまうかもしれません。金属アレルギーがある人はもちろんですが、ほかのアレルギーがある場合などアレルギー体質の人は注意が必要です。

ダークな色調が人気の「タンタル」

https://www.handmade-jewelry.jp/gallery/material-allergy-free-tantalum/

タンタルは、ずっしりとした重さがあり、金属の中でもっともダークな色調をしているのが特徴。酸や摩擦に強いので、ブライダルリングにも適した金属で、強い硬度を誇ります。青みがかかったダークグレーの色味が大人っぽく、凛とした独特の雰囲気があることから熱狂的に好む人もいるんだとか。人体にも無害なので人工骨などにも使用され、高い硬度と摩耗に強い特性からロケットの部品としても使用されています。

タンタルという名前はギリシア神話の神様であるタンタロスから来ているそうです。宇宙で二番目に少ない素材とされるレアメタルのひとつであるため、希少性が高く、自分たちだけのオリジナルな指輪が欲しい人にはピッタリかもしれません◎斬新で個性的なデザインとよく合う素材なのでオシャレが好きなカップルにもオススメです。

また、タンタルは傷がつきにくく、洗剤や薬品、または温泉や海水に浸けたままでも全く腐食しないので、ほぼメンテナンスのことは考えなくてもいい嬉しい素材。どんな環境だとしても、ずっと外さないで身に着け続けることが可能なタフな素材です。しかも一緒にお風呂に入れれば、ほとんど全ての汚れは洗い流されて清潔に保たれます。超音波洗浄をしても問題無しです。

【メリット】

  • ダークな色調が特徴
  • 重厚感あるデザインが魅力
  • メンテナンスがとっても楽

【デメリット】

  • 明るい輝きが好きな方には向かない
  • 石留めのバリエーションが限られる

タンタルの一番の魅力は何といっても素材の色明るいプラチナ素材等よりもダークな色調がお好きな方にはもってこいの素材なのではないでしょうか。また、メンテナンスがとっても楽なのは嬉しいポイントですよね。一緒にお風呂に入って汚れを洗い流せちゃうというのもラッキーですよね(笑)

ただ、デメリットとしては、やはりダークな輝きなので、明るめのプラチナ素材と比べるとどうしても暗めに見えてしまいます。そして、この素材もロウ付けが出来ないため、婚約指輪の1つ石の立て爪デザインなどは出来ません。埋め込む事は可能ですが、加工しにくい素材の為、デザインも限られてくるという所もあります。

単純に、色味でこの色がお好みの方にはとってもオススメなので、是非実際に色を見てみてくださいね◎

錆びにくい事が特徴の「ステンレス」

https://online.thekiss.co.jp/tr9006dm-9007dm.html

ステンレスは、錆を防止するように作り出された金属で、素材自体が長持ちするという特徴を持っています 。シルバーリングのように空気に触れると黒く変色することもなく、一見して、プラチナと変わりない見た目。 婚約指輪、結婚指輪とステンレスが結びつかない人が多い一方で、リングの素材としてオススメできる理由も実は多んですよ!

ステンレスは素材自体の色が”銀色”で、どのデザインにも似合うのが特徴。婚約指輪で使う際にも、加工しやすい素材な事から、ハート型や穴抜き…といった、結婚指輪との重ね着けに使いやすいデザインにできちゃうんです。手元の印象をなじませる、アクセントとして目立たせるといったことが出来るのがステンレスのリングの魅力です!

また「一生ものの結婚指輪なのに、着けているうちに金属アレルギーになってしまったらどうしよう」と心配する方は多いはず。そのような方は、「サージカルステンレス」という素材の結婚指輪を選んでみてはいかがでしょうか。

サージカルステンレスとは、医療器具にも使われるステンレス素材の中のひとつ。なんとこのサージカルステンレス、金属アレルギーを起こしにくいのが特徴なのです。なので、そんな方でも安心して身に着ける事ができちゃうんですよ◎

そんなステンレスの、メリットデメリットをまとめると…

【メリット】

  • 錆びにくく、変質や変色に強い
  • プラチナよりも安価
  • 医療などにも使われているのでアレルギーをおこしにくい

【デメリット】

  • 傷がついた場合、そこから錆びる可能性がある
  • 取り扱い店舗が少ない
  • 緊急時に外せない可能性がある

まず、一番のメリットといえるのは、アレルギーを起こす可能性がかなり低い、という点。更に、見た目も美しいのにかなり安価なので、手に入りやすい値段なのはとっても嬉しいですよね。そして、錆びにくいというのもとっても嬉しいポイントの一つ。

ただ、こちらの錆びにくいという点では、デメリットも一つ。何らかの衝撃を与えて指輪に傷がついてしまった場合、プラチナやゴールドなどは磨き直しをして傷を治しますが、ステンレスは傷を治す事ができません。その為、傷がついてしまった場合は、そこから錆びついてしまう可能性があります。

また、事故等の緊急時、指輪を外さなければならなくなった場合、プラチナやシルバー等は専用の機器を使えば切断する事ができるのですが、ステンレスは切断する事ができません。これが一番のデメリットといっても過言ではありません。なので、24時間ずっとつけっぱなしにするのは若干の危険を伴うかもしれません。

実際にお店に行くなら”来店予約”がオススメ!

素材を11種類ご紹介してみましたが、やはりコチラにあるのは画像のみ。実際にお店に足を運んで見てみると、イメージしていたのと違う…!なんてことも十分ありえます。

結婚指輪を買うなんて事は、そうしょっちゅうあるわけではありませんし、安価なものでもないので、気になる指輪があったらどんどんお店に足を運んで、実際にご自身の目で見て、素材の雰囲気を確かめるのをオススメします◎

そして、お店に足を運ぶ際には、スタッフさんに色々と教えてもらいたいですよね。そんな時にぴったりなのがコチラの「来店予約」です!

来店予約をすれば、スタッフさんが1人、あなたの為だけに時間を作ってくれ、質問などにもばっちり答えてくれます。気になる指輪を沢山見せてもらえるので、是非事前に予約をしてから足を運んでみてくださいね!

更に、事前予約すると、「必ず来店予約特典」というものがついてきます。こちらは、指輪を安く買えちゃうサービスがあったり、オリジナルグッズを貰えるサービスだったり、お店によって様々。時期によって変動していくので、こちらもこまめにチェックしてみると良いですよ♡

ゼクシィ婚約指輪/結婚指輪探し

まとめ

さて、今回は11種類の素材をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?

指輪の素材といえば、プラチナとかゴールドとか?と思われる方がほとんどだったと思いますが、実はこんなに沢山の素材があったんですよ◎しかも、まだここにはご紹介しきれていない、細かな素材なんかも有ったりします。

基本的に共通事項なのはコチラ。

  • プラチナ、ゴールド、シルバーは定番素材だが一長一短
  • レアメタル系素材は金属アレルギーを起こしにくい

この点はどれも変わりません。ただ、モノによっては一長一短があるのも事実なので、素材の特性等をよく見ていただいた上で、指輪を選ばれる事をオススメします!上にも書きましたが、実際にお店に行く際には、来店予約も忘れずに◎

あなたにとって、素敵な指輪と出会えます様に祈ってます♡

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