アイルランナーは、海外で人気のバージンロードの上に敷いている絨毯のようなものです。デザインによっては色が付いているものがあれば、写真やメッセージが書かれているものもあります。
オシャレに敏感な花嫁さんたちの中では、この流行を察知して結婚式で演出アイテムとして使っている人が多いようです。
私は、海外の友人のInstagramを見ていて初めてこの存在を知りました。日本ではまだ浸透していないので、知らない人もいるのではないでしょうか?「挙式でもゲストに楽しんでもらいたい」という人にもオススメです♪
でも実際に自分の結婚式でアイルランナーを利用するとしたら、どうやって手に入れればいいかわからないと思います。まだまだ作ってくれる業者も少ないし、値段だってわかりませんよね。
「せっかく一生に一度だからアイルランナーを使いたい!」という花嫁さんにオススメしたいのが手作りです!あんなに長いアイルランナーをどうやって作るんだろうって疑問に思っていましたが、実はカンタンにできるんですよ。
今回は、アイルランナーを手作りするプレ花嫁さんの為にこんな記事をご用意しました♪
- 準備すること
- 2種類による作り方
- オススメデザイン
それぞれ分けてまとめているので、参考になれば嬉しいです♡是非作ろうと考えている人はチェックしてみてくださいね。
作る前に決めておくべき3つ
まず作る前に、決めておくことがあります。
「とりあえずアイルランナーを作りたい」という思いもわかりますが、しっかりとどんなものを作りたいのかを決めておかなければ絶対に失敗するし満足のいく仕上がりにはなりません。
アイルランナーを作るなら、以下の3つを決めておく必要があります。
- テーマ
- デザイン
- 生地
この3つをどうやって決めていくのか、何をすればいいのかをまとめているのでまずはこちらから参考にしてみてくださいね。
テーマ
「アイルランナーに対してのテーマ?」って思うかもしれませんが、結婚式のテーマです。それによってアイルランナーのデザインだったり内容も変わってきます。
例えば、”ディズニー”がテーマならプリンセスのようなイメージにするために写真は使わずに色や英字にするのが合いそうですよね。
結婚式のテーマがわかっていることによって、アイルランナーも自分でどんなものが良いかって想像しやすいと思います。バランスも変わってくるので、「とりあえず作る」のではなくテーマを決めておきましょう。
デザイン
テーマが決まれば、自然とデザインも自分の中で「こんな感じにしたい」というのが決まってきます。
写真付きはゲストも楽しめますが、文章だけにしたら本のようなデザインでそれもまた面白いですよね。デザインによって、印象もかなり変わってくるので人とは違った演出もできちゃいます♪
オススメのデザインアイディアは最後にご紹介しているので、チェックしてみてくださいね。
生地
生地は人によってそれぞれ違いますが、人気なのは布が多いです。コストを削減したいのであれば、布のように丈夫な紙もあります。個人的には破けてしまったりするのが怖いので、なるべく布を使うことをオススメします。
ここで気をつけておくことは、デザインを印刷するのか自分で手書きにするかです。それによって、使う布の種類も変わってきます。
値段
バージンロードの距離や、幅によって金額が異なりますが15,000円ほどの予算で購入できます。もちろん「薄手の布でも良い」という人ならもっと安く費用を抑えることもできますよ。
ただあまりにも薄いタイプだと、床が透けて見えるので見栄えがあまり良くありません。なので、できたら少し厚手で良い生地を選びましょう。
作り方は2タイプ
アイルランナーを作るにあたって、テーマやデザイン、生地が決まったら次は作り方についてです。
手作りDIYとなると、「難しそう」と思いますが難しくはありません。デザインによって、時間はかかりますが初めての人でも作れちゃうんです!
ここでは2タイプによる作り方をご紹介するので、あなたにとって「これならやってみたい」と思える方法を選んでくださいね♪
手書き
手書きは、写真を入れない人にオススメです。
自分で筆記体で英語を書くか、もしくはフォントを使いたいのであれば、紙に印刷してそれを下敷きにしてなぞって書けばキレイにできます。
たくさんメッセージなどを書く場合は、スペースの長さを測っておかないとバランスが悪くなってしまうので注意してくださいね。
印刷
印刷する場合は、印刷可能な布を使用してくださいね。
長さのある布に印刷を全体にする場合は業者にしかできないので、DIYする時はアイロンプリントを活用します。自分で文章や貼りたい写真を切り取って、あとは通常通りにアイロンで充てて印刷するだけです。
Tシャツにアイロンプリントするのと全く変わりません。手書きでも印刷でも、布の面積が大きすぎて「難しい」という印象でしたが作り方は至ってシンプルでカンタンでした♪
参考にしたいデザイン
では最後にアイルランナーのデザインをいくつかご紹介します♪
自分で「こんな風にしたい」と思っていても、あとで他の人のアイルランナーを見て「もっとデザインを見ておけば良かった」と後悔しない為にいくつかチェックしておきましょう。
デザインってほとんど同じようなものが多いですが、先輩花嫁さんの中でもこだわっているもので見たことのない人と違ったものもあります。
ここでは、私も「これは参考にしたい!」と思ったデザインを5タイプに分けて選んでみたので是非こちらもチェックしてみてくださいね♡
フラワーペダル
こちらの花嫁さんは、両脇にフラワーペダルを置いてシンプルだけど可愛らしいアイルランナーになっていました♡個人的には1番お気に入りのデザインです!
- 記念日
- 名前
- 英語
シンプルな内容ですが、バージンロードを歩くので「色々書いてあったりしたら泣いちゃう」という人はこのくらいが丁度良いかもしれません。
カラー生地
青字に白文字ってかなりバージンロードも映えますね。
ロゴのようにワンポイントだけというのも味があって、良いと思いました。アイルランナーって結構写真と文字を組み合わせたタイプが多いですが、このデザインは上品で高級感を感じました。
ロイヤルブルーは花嫁のウェディングドレスの白が引き立つし、シンデレラのようなイメージがあるのでプリンセス気分も味わえますね♪
文字のみ
海外の定番デザインが、文字のみのアイルランナーです。
日本では白地に黒字が多いですが、ゴールドの文字もオシャレですよね♪自分で書くのが苦手じゃなければ、筆で仕上げるのも良いと思います。
英語を読みながら一歩一歩歩くのはちょっとうるっとなりそうですが、自分たちの人生の物語が書いてあるのって素敵ですよね。
写真付き
写真付きのアイルランナーは国内で人気のデザインです。
こちらの花嫁さんは、花婿さんの生い立ちを交差させて道のようにくねくねさせていますね。人生を表しているような感じで足跡も付いていて見ていて泣いちゃいそうです。
写真が付いていることによって、ゲストにとってもパッと見てもわかりやすいので写真を撮ってくれたりと楽しんでもらえそうですね。
自分たちの足
バージンロードの第一歩を踏み出す時に自分の足型が付いているのって、良いですね♪
こちらのアイディアは初めて見ました。また、名前はローマ字ではなく親御さんからもらったものなので漢字にしたという話もとっても素敵です。
写真も踏まないように端っこに印刷しているのも、良いアイディアだと思いました。私も歩く時に踏んでしまうのが気になっていたので、これなら写真を入れるのも有りですね。
まとめ
今回は、挙式のバージンロードで演出できる【アイルランナー】についてご紹介しましたがいかがでしたか?
「作れないもの」だと勝手に思っていましたが、実は私たちにもカンタンにDIYできるものだったということがわかりました。
一生に一度の特別な日、バージンロードを歩きながらアイルランナーで今までの人生を振り返ってみるのも素敵だと思います。
ゲストや親御さんにとっても、嬉しい演出なので「使ってみたい!」と思ったプレ花嫁さんは是非手作りしてみてくださいね♡