マリッジブルーで婚約破棄は絶対イヤ!後悔しない為の6つの対策法

「マリッジブルー」って、よく耳にする単語だと思います。特に、結婚を控えたカップルによく聞くこの言葉。婚約した期間になってしまう方が圧倒的におおいですが、結婚式の最中、また式が終わってすぐになってしまう方もなかなかに多いと聞きます。

結婚は、誰にとっても人生の中でも大きな出来事の一つですよね。その約束を交わした婚約という期間はとっても幸せな時間であるはずです。しかし、結婚が決まったからこそ生まれる新生活への不安や相手への不信感は少なからず出てくる人がほとんどです。そして、せっかくの婚約が、婚約破棄に至ってしまう…なんてことも。

私は大丈夫だろう、と思っている方は特に要注意。マリッジブルーはだれにでも、しかも突然やってくるものなのです。そして婚約破棄の危険は、いつでも隣り合わせにあるものなんです。

今日は、そんなマリッジブルーや婚約破棄に悩まされている方々の為に、何かお力になれればと筆をとらせて頂きました。マリッジブルー本当につらい…でも後悔したくない…。そんなあなたの為に、何かお力にならせていただけたらと思います。

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婚約破棄してしまいがちな理由

まず、婚約破棄に至ってしまう理由、そして原因はどこからくるのかを冷静に見極めてみましょう。あなたの婚約、身の回りは大丈夫でしょうか?

1.マリッジブルー

まずは、なんといってもこちら。婚約破棄をする約7割以上のカップルは、マリッジブルーから来る不安からだと言います。そんなにある?と思われる方も多いかもしれませんが、本当に大半を占めるのがこの理由からなんです。

マリッジブルーは漠然とした大きな不安に襲われる症状です。「このまま結婚するのが不安」、「本当に彼でいいのか不安」という、大きな理由がないまま不安を拭い去れず婚約破棄に至ってしまいます。

でも、ここで後悔しない為にも、マリッジブルーとはしっかりと向き合っていかないといけません。マリッジブルーになる事が悪いのではなく、マリッジブルーになったらどうするか、を考えていくことがベストです。

2.周りの反対・浮気などのトラブル

残念な話ですが、婚約をしていても浮気に走る人はいます。結婚が決まった安心感、結婚準備によるストレス、相手への不満、結婚する前に遊んでおきたい、と理由は様々です。

ですが、婚約期間中の裏切りというのはダメージは相当大きいため、入籍前に別れを決意しても仕方がないことだと言えます。そんな相手と結婚するのも、あなた自身がストレスを抱えてしまうことになってしまいます。

そして、もう一つありがちなのが、両親からの反対。特に夫の母親からの反対が多く見られ、元々マザコン気質の男性は「彼女はあなたに相応しくない」と言われてしまうと、そのような感じてしまうんだとか。また、親同士が合わないことで反対をされてしまう場合もあります。 

3.結婚を焦りすぎてしまった為

「早く結婚したい」という焦りから、相手とのコミュニケーションをしっかり取れていなかったケースです。

結婚というのは二人での決め事が多く意見がぶつかりやすくなりがちです。いくら早く結婚したくても、お互い理解をしあう前に急いで決めてしまうというのは避けた方が、その後のトラブルは少なくなります。

結婚はタイミング!とは言ったものですが、タイミングも間違えてしまうと後から後悔してしまいます。タイミングとはいいつつ、しっかりと相手がどんな人物なのか見極めていかないと、「あれ?こんな人だったっけ?」と思うことが増えてしまい、そのストレスがたまりマリッジブルーになり、婚約破棄に至ってしまう…なんてことも。

結婚は、焦ってしても良いことはありません。焦りすぎているかも、と冷静に自分を見つめなおしてみましょう。

一方的な婚約破棄は危険!

婚約が解消された後冷静に考えてみたら、「婚約破棄するべきじゃなかった」なんて後悔をする方は少なくありません。ではどのような事例があるのでしょうか。

実は、婚約破棄で金銭的なトラブル、裁判なんてよくある話なんですよ。他人事ではありませんので、しっかりと対処していきたい所ですね!

1.婚約破棄には正当な理由が必要

婚約破棄をした理由が正当ではなかった場合、慰謝料や損害賠償を請求されることがあります。正当でない理由には「価値観の違い」「他の人が好きになった」等、一方的な別れの場合がほとんどです。そういった場合は、相手に慰謝料を請求されてしまう事があります。

慰謝料の相場は30~300万円で、状況によって請求金額は大幅に左右されます。ちなみに、慰謝料の支払いは、男女関係ありません。ドラマや小説では男性側が慰謝料を払うケースが多いですが、女性が上記の正当な理由以外で婚約破棄を言い渡した場合は、慰謝料を請求されますのでご注意下さい。

逆に、確実に婚約破棄ができる理由としては…

  • 婚約者以外の異性と性的な関係をもった場合
  • 肉体的暴力(殴る、蹴るなど)、肉体関係の強要や暴言
  • 借金や経済状態の悪化

…等になります。こちらの行為を相手にされた場合は、ほぼ確実に婚約破棄できますが…こんな人と婚約なんてしたくないですよね。残念ですがご縁が無かったとキッパリあきらめて、次の恋を目指しましょう。

2.結納金や式費用の賠償問題

婚約破棄の際に請求されるのは慰謝料だけではありません。損害賠償として、家具等の購入費用や結婚式費用も請求される場合があります。但し、正当な理由での婚約破棄の場合、支払い責任はありませんのでご安心下さいね。

基本的には、当事者同士で合意のうえで婚約解消になったときには、結納金を含めて、それぞれ受領したものを相手に返すこととされています。それを返さない!等という事になった場合は、賠償問題として発展させることができます。

ちなみに、結納金を返還する義務があるかどうかは、婚約解消(婚約破棄)の原因が、婚約当事者のどちら側にあるのか、ということがポイントになると言えます。

婚約破棄となったとき、自らに婚約破棄になった原因があったり、正当な理由のない婚約破棄をしてしまったような場合は、結納金の返還を求めることは認められないとされていますのでご注意を。

3.調停や裁判に発展する可能性もある

婚約解消が話し合いで済めば特に問題はありませんが、慰謝料や損害賠償の請求となると、弁護士に依頼をすることがほとんどです。その際、話し合いが上手く進まないと調停や裁判に発展してしまい、弁護士費用等も請求される可能性があります。婚約破棄における裁判は慰謝料請求が焦点になるでしょう。

ここで相手が慰謝料を支払う気が全くないのなら、裁判上の請求をする必要性が出てきます。ただし、本気で婚約を前提として付き合っていたという第三者がはっきりとわかるものが無ければ、婚約者という扱いにすらならないので、裁判になりません。

つまり、婚約をしていたというはっきりとした証と、婚約破棄に正当な理由があったという証の二つを完全に用意しないと裁判すら起こせない事になります。

もうここまで来てしまったらマリッジブルーだ結婚だという話はどこかへ行って、目的がお金になってきてしまうのも辛い話ですよね…。

婚約破棄にならない為の対策法6つ

どんな理由があったとしても、安易に婚約破棄をすると、様々なトラブルがある事をお分かりいただけたと思います。だれだって、好きで婚約破棄するわけじゃありません。できればしたくないですよね…。そして、マリッジブルーもすごくつらい。

なので…まず、婚約を結ぶ前に立ち止まって、もう一度よく結婚について考えてほしいと強く思います。 そして、マリッジブルーになってしまったら、どうやって対処していけばいいのか、しっかりと対策を考えていきたいと思います。

1.プロポーズに即答しない

まずは、なんといってもコレです。プロポーズって人生でそんなに沢山されるものでもないし、適齢期の女性や男性からしたら、とっても嬉しいものだと思うんです。一大イベントといっても過言ではないですよね。

夢にまで見たプロポーズで、嬉しくて舞い上がってしまう気持ちはよく分かります。ですが、了承をした時点で婚約となってしまうわけで…そこで、一度立ち止まってほしいのです。

もし、いまお付き合いされている相手に、あなたから見て少しでも気になる点があれば危険信号。すぐに返事はせずに、一度冷静に考えてみる事をオススメします。それは話し合いでも良いですし、普段の生活でも良いので、気になる所があったら徹底的に納得いくまで調べてみたり、聴いてみたりしてみてください。あなたの不安を少しでも解消できてからの一歩の方が確実に前に進むことが出来ます。

ですが、逆にあまり長く待たせてすぎてしまうと、結婚したいのにプロポーズ取り下げられちゃった…みたいな事になりかねませんのでご注意を。

2.相手の事や家族の事をよく知る

「スピード婚」という言葉もある通り、最近はお付き合いの期間が極端に少ない状態で結婚を決めるカップルが増えてきています。もちろん、スピード婚にもメリットもありますが、できれば婚約前に、相手のことはもちろん、その家族のこともよく理解しておくことが大切になってきます。

結婚は家族同士の付き合いになるため、相手の両親と会ってからでも遅くはないはずです。まずは、お相手のご家族とのご挨拶も含め、どんな家庭でどんなことを感じながら育ってきた、とか、そういった生い立ちなんかも知っておくと安心できますよね。

かつ、当然相手の事も良く知っておく方が吉。わからない事だらけだけど、好き!となってしまっている方は要注意ですよ!後から知って後悔してももう遅いです。婚約破棄ではなく、離婚の危険性もありますので、じっくりとお相手の方を見極めてから、婚約への一歩を踏み出していきましょう。

3.マリッジブルーを感じたら周りに相談する

マリッジブルーは、自分一人では中々解決することは出来ません。逆に、一人で殻にこもって考えてしまうことで、更に深みにはまってしまい、最悪な悪循環が起こってしまいます。

結婚に対して漠然とした不安感を覚えた時は、あなたのパートナーの方や、家族、大切なご友人に相談をしましょう。誰かに胸の内を聞いてもらうことで、不安を取り除くことは可能です。不安が取り除かれないうちは、何度でもお話を聴いてもらうと良いと思います。

マリッジブルーからうつ病になってしまう方も少なくないと言いますので、一人で抱え込むのは絶対にNG!辛いと思ったら、信用できる仲間に助けを求めて、少しずつ解決に向かって進んでいきましょう。

4.好きな気持ちを思い出す

彼に対して不安感を頂いている時は、自分が結婚を決意した時のことを今一度思い出してみましょう。なぜこの人と結婚しようと思ったのか。自分は彼の何が好きなのか。プロポーズされた時どんな気持ちだったのか…。忘れかけていた、純粋な「好き」の気持ちを思い出すと、気分が変わるかもしれません。

彼との思い出の品を見てみたり、スマホの中の画像フォルダを見返してみたり。沢山思い出が詰まっているのではないでしょうか?その一つ一つも、大切な思い出のはずです。

彼のどんな所が好きか、好きな所をあげてみるのも良い方法の一つ。そして、逆にあんまりすきじゃないなって思う所も改めて考えてみる事も大事です。辛いからといって嫌な問題から目をそらすのはNG。向き合う為に、好きな所を考えて気分を上げつつ、どうしたら解決するか考えてみましょう。

5.ふたりでしっかり話し合う

マリッジブルーかな?と思ったら、一人ででずっと悩みを抱えていると、どんどん事態は悪化していってしまいます。今不安に思っていることなどを、勇気をもって彼に打ち明けて、二人で話し合ってみましょう。喧嘩腰になるのではなく、あくまでも自分の不安感を冷静に伝えるのがポイントです。

恋人同士の頃の喧嘩と違い、婚約相手との話し合いは内容も重かったり、精神力も使ったりしますが、二人が夫婦になる為の土台を作っていくと考えましょう。きちんと話し合い解決する事で、今後もぶつかるであろう壁や困難を、二人で上手く協力し合って、回避して行く力がついていきます。

話し合いのポイントは「なぜ不安なのか」という所。不安に思っていることを箇条書きにして書き出してみましょう。相手に対しての不安なのか、あなた自身の不安なのか、二人の経済的な事からくる不安なのか…問題は様々だと思いますが、二人で解決できなければ、別れに至ってしまいますよね。

しっかりと目をそらさずに、お相手の方と納得いくまでお話してみてくださいね。

6.ふたりの将来を想像する

これもマリッジブルー解消法の一つですが、二人でいる時の楽しい未来を想像してみましょう。コレ本当に効果あるの?と思われる方もいるかもしれませんが、実はかなりの効果があるんです。

想像でも、絵に描いたりしても構いません。ふたりが結婚をして、仲良く過ごしているという未来を考えてみてください。
それだけで何か温かい気持ちになれたりするものなんですよ。想像ではありますが、前向きなオーラを纏うことができるでしょう。

最初は、あなたがお一人で考えてみて、次のステップとして、お相手の方とこの気持ちや想像を楽しく共有できたら最高です◎この幸せの想像は、「引き寄せの法則」に近いもので、幸せな気持ちになっている人の所には幸せがどんどん引き寄せられてきます。

また、辛いことがあった時「時間が解決してくれた」という経験を持つ人は多いはず。マリッジブルーも考えすぎずに、毎日を大切に生きていればいつの間にか不安感が消えていた!なんてことも。そんなに焦りすぎなくても大丈夫です。

まとめ

今回は、マリッジブルーから婚約破棄に至ってしまわない様に、問題点と解決法をご提案してみましたが、いかがでしたでしょうか?マリッジブルーって本当に周りでもよく聞く単語ですが…だれにでも簡単に陥ってしまうものなんですよ。悩んでいるのは、決してあなただけではありません。

いろんなことが具体的になっていくなかで、相手が手伝ってくれないとか、問題に真剣に向き合ってくれない、という悩みもあると思います。そういう時、この人で本当にいいのかなぁと思ったりすると思いますが、そういう時は、一度相手の方を信じてみてください。

相手をしっかりと見つめて、見極めることは勿論大事です。ですが、お相手の方に対して、すべての事が疑心暗鬼になってしまって、好きな気持ちに無理に蓋をしてしまっては、絶対に後悔してしまいます。

あなた自身が正直にどう思っているのか、相手の方の事をどう思っているのか、しっかりと自分の心と向き合ってみてください。そして、今あなたは何をするべきなのか、冷静に考えてみてくださいね。

マリッジブルーでトラブルを起こしてしまって、後悔してしまわない様に、頑張りましょうね!

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