結婚式場が決まって、第一関門として最初に苦労するのが”招待状”です。
私も結婚式を挙げる時に、ペーパーアイテムやウェディングアイテムやらの準備で色々と苦労しました…特にこの招待状!
普段ゲストで招待されている時は、特に気にしていませんでしたが中身が決まっていたりマナーとして間違ってはいけないこともあるので慎重に作業しなければいけません!
でも結婚式は誰もが初心者なので、正直「よくわからない」という人も多いと思います。私もその中のひとりでした。
ブライダルプランナーさんから丁寧に教えてもらったおかげで、無事に招待状を送ることができましたが中には「レストランでの挙式でプランナーさんがいない」、「今すぐ出したいけど確認する時間もない」という人もいるかもしれません。
そんなプレ花嫁さんの為に、ここでは招待状を送る前にチェックしてほしい注意点と中身の確認をまとめてみました!これさえ読めば、きっと間違いなく招待状を送ることができますよ♪
招待状に必要な5つのアイテム
それではまず、招待状に必要なアイテムを紹介しますね。「これさえ揃っていれば大丈夫」という内容なので、手作りしている人は是非参考にしてみてください。
本状
まずはこちら!
招待状を受け取ったことがある人はきっと見たことがあると思います。式全体の日時や場所などが記載されているものですね。
これがないと、いつどこで結婚式を挙げるのかわからないので絶対に忘れないでくださいね。文章は礼儀を重んじるフォーマルな便りにしなければいけません。
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、カジュアル過ぎる招待状は相手にも失礼になるので注意しましょう。
アクセス地図
本状に式場の場所が記載されていますが、それだけでは不親切です。
なので式場の地図を一緒に同封することをおすすめします。式場によっては、地図をくれるところもあるので、プランナーさんに相談してみてくださいね。
封筒に入り切らないサイズであれば、自分でパソコンを使って作ることをおすすめします。かさばってしまうと見栄えがよくありません。
付箋
付箋は、結婚式でお願いする人への手紙です。
- 挙式参列
- 主賓
- 乾杯
- 受付
- ブライズメイド
- 余興
- カメラマン
- スピーチ
予め本人にお願いしていると思いますが、招待状を送るときも最終確認の意味も込めてお願いしましょう。
また、何も言っていないのに「この人なら優しいから大丈夫」という安易な気持ちで勝手に送付してはいけません。必ず許可をもらってから、付箋を入れるというのがマナーです。
招待状を送るときって事前準備も色々あるので、本当に大変だと思いました。
返信はがき
口頭で「式行くよー!」と言われていても、必ず返信用はがきは必要です。ゲストも必ず書いて送るというのが礼儀です。
返信用はがきは、最近ゲストが”返信用はがきアート”と呼ばれるイラストを描いて返信するのが流行っています。友人で絵を描くのが得意な人が多いのであれば、「返信用はがきアート大会」なんてのをやるのも良いですね。式で誰が1番感動したか発表してプレゼントを用意するなんていう演出もありだと思います。
こういった遊びも取り入れることができるので、返信用はがきは自分で作るという花嫁さんもいるみたいですよ。ゲストカードとしても使えるので必ず用意しておきましょう。
封筒
これがないと、招待状すら送れません。
封筒は縦書き、横書きとタイプがありますが招待状の中身に合わせて選びましょう。また入れ方もそれぞれ異なるので下の画像を参考にしてみてくださいね。
画像出典元:piary
反対に入れてしまったりすると、縁起が悪くマナーとしてもNGなので必ず入れる時はチェックしてください。招待状は送ってしまったら直すことができません。後で後悔しない為にも、彼と2人で確認するようにしましょう。
招待状を送る前に注意すべき5つ
招待状に必要なアイテムがわかりました。今までゲスト側だった自分がいざ結婚式を挙げるとなると、何が入っていたかって覚えていないものですね。
ゲストに対して失礼のないように、しっかりと注意しておかなければいけません。
というわけで、ここでは招待状を送る前に気をつけてほしい注意点を5つに分けてまとめました。招待状を作る前、そして送る前に是非チェック項目として参考に使ってみてくださいね。
誤字脱字はありませんか?
文章は基本的にテンプレートが決まっています。
- 挨拶…「謹啓」など丁寧な言葉、時候の挨拶
- 披露宴の日時…結婚式の日時、受付時間
- 式場の場所…式場の名前、住所、連絡先、アクセスなどの詳細
- 返事の〆切日…発送から約1ヶ月後がベスト
- 差出人と差し出し日…「○月○日吉日」と記載
ちなみに文章に句読点は付けてはいけません。何故なら、「切れる」「終わる」という意味があるのでお祝いごとにはふさわしくないと言われているからなんです。
なので文章をチェックするときは、誤字脱字だけじゃなく句読点がないかの確認もするようにしましょう。
名前や住所は合っていますか?
当たり前のことですが、招待するゲストに対して名前や住所が間違っていては失礼ですし、相手もガッカリしてしまいますよね。
必ず住所と名前は正しいかどうか、本人にもメールなどの書面で残せるように確認しておくことが大切です。
そして自分で確認したら、彼にも確認してもらいましょう。「私チェックしたよ」と言ってしまうと安心しきってしまうので、「間違えないかどうか念入りにチェックして」と伝えておくと良いです。
実際に彼がチェックしたつもりでできていなかったので、ダブルチェックするときも注意が必要です。親族の名前や住所は親御さんに確認してもらいましょう。
返信はがきに切手は貼りましたか?
返信はがきを用意すると、忘れてしまいがちなのが切手です。封筒用の慶事用切手だけ用意しておいて、返信用を忘れていた花嫁さんも実際にいたので一緒に購入しておきましょう。
ちなみに慶事用切手じゃなければいけないという決まりはありません。ただマナーとして、ほとんどの人が利用しています。
最近ではキャラクターものや花の切手を使っている花嫁さんもいて、「見た目にこだわりたい」というならば期間限定で発売されるディズニーの切手やふるさと切手を使うのも素敵ですね。
入れる順番は正しいですか?
招待状は入っている順番も決まっています。
- 本状+付箋(付箋がおちないように本状で挟んでください)
- 地図
- 返信用はがき
この順番で入れていきます。縦書きと横書きによって向きが変わるので、先ほどの画像を参考に招待状を仕上げてくださいね。
糊付けと封緘シールはやりましたか?
封筒は糊付けしておかないと、中身がでてしまう可能性があるので必ず封をしましょう。
また、開封口に貼る封緘シールは「未開封」という意味があるのでこれも招待状にはつきものです。結婚式用に売られていますし、最近では”シーリングワックス”という海外で使われているものが日本でも流行り始めていますよね。
どちらも100均などでも手に入ります。100円だからといって安っぽくなく、オシャレなものから和風のものまで種類が豊富なので封緘シールを購入するときにとっても便利ですよ♪
まとめ
今回は、結婚式の招待状に入れる中身と最終確認の注意点をまとめてみましたがいかがでしたか?
自分の結婚式には、友人だけでなく職場の上司や相手の親族も参列します。絶対に失敗しない為にも、失礼のないように最低限のマナーとして招待状はしっかりと正しい内容で作ってくださいね。
招待状作りは本当に大変だと思いますが、がんばってくださいね。この記事があなたにとって少しでも参考になると嬉しいです。