最近流行りの”果実酒ラウンド”を知っていますか?
テーブルラウンドしながら果実酒を作っていくという演出ですが、とっても人気ですよね。
今までの披露宴で行うテーブルラウンドは、キャンドルサービスが多かったですが今では自由になって”フォトラウンド”や”キャンドルリレー”など新しい演出が増えてきています。
そんな中で「インスタで見てやってみたくなった!」「見た目も可愛い!」と花嫁さんたちから人気を集めているのが”果実酒ラウンド”です。
食べ物を使うものなので、式場によってはNGのところもあるので確認が必要ですがほとんどのところが利用OKでした。
でも「どんな材料を用意すればいいの?」「費用はいくらかかる?」「どうやってテーブルラウンドするの?」とわからないことも多いと思います。
というわけで、ここではお酒好きなら是非やってほしい果実酒ラウンドについて作り方から注意するポイントまでをまとめてみました♪
材料や必要なものも一緒に紹介しているので、「気になっているけどやり方がわからない!」というあなたは是非こちらの記事を参考にしてみてくださいね♪
果実酒ラウンドとは?
まず、この果実酒ラウンドについて紹介します。
これによってどんなメリットなどがあるのかも知っておくと、更に「やってみたいな」、「自分たちの披露宴にピッタリだ」と思えるかもしれません♪
テーブルラウンドの演出
果実酒作りは、各ゲストのテーブルに周って作るのでテーブルラウンドでどんな演出にしようか悩んでいる人にもおすすめです。
やり方もシンプルで、フルーツを瓶容器に詰めてもらって最後に新郎新婦がお酒を注いで完成というやり方なのでわかりやすいです。
ゲストも一緒に楽しめる
ゲストの人たちに好きなフルーツをとってもらって、瓶容器に入れてもらうのですが果実酒ラウンドはゲスト参加型で楽しむことができるんです。
また、フルーツを入れている時に話すタイミングのきっかけになるので飽きることもありません。
果実酒ラウンドは最近流行り始めているものなので、ゲストの中でも「初めてやった!」、「見たことない!」という人もいてより楽しんでもらえますよ♪
インスタ映えする
流行語大賞にも選ばれたインスタ映え。
果実酒ラウンドは写真を見ればわかるように、色合いも綺麗なのでインスタ映えします。結婚式で撮った写真をSNSに投稿するときにかなり目立つし見栄えも良いですよ。
インスタ映えするので、「写真をたくさん撮ってほしい!」という花嫁さんにはピッタリの演出です♪
後日新居で飲める
果実酒ラウンドには、「完成したら新居に飲みに遊びに来てね」という意味も込められています。
最後に新郎新婦がお酒を注いだ後に、「是非飲みに来てください」とコメントしましょう。
お酒を飲みながら結婚式の思い出話しもできるし、お酒を飲める楽しみも増えるので完成するまでの期間中もワクワクしますよ♪
果実酒作りで注意する3つのポイント
果実酒ラウンドをすることによって、ゲストも参加できて結婚式後も一緒に飲むという楽しみが増えるということがわかりました。
花嫁さんたちの間では人気ですが、まだゲストは知らない人が多いのでサプライズにもなるし楽しそうですよね。
でも果実酒ラウンドをするにあたって注意することもあります。
実際にやってみて後悔したという卒花嫁さんもいたんです。そんな後悔が残るような演出にしたくないですよね。
というわけで、卒花嫁のあやさんに実際に失敗してしまった話しを聞いて注意すべきポイントをまとめてみたので是非参考にしてみてくださいね。
1. 節約重視すると失敗する
- あやさん「式場でフルーツとかお酒は用意してくれたんですけど、容器代が高くて自分で購入したんです」
- 私「ホームセンターとかでも安く売ってますもんね」
- あやさん「そうなんです〜。私の場合は通販で買ったんですけど、最悪なことに不良品で…」
- 私「え!返品しなかったんですけ?」
- あやさん「果実酒ラウンドしたときにヒビが入ってることがわかったんです。お酒がポタポタ漏れてて(笑)」
- 私「えーーーー!!それじゃあできなかったんですか?」
- あやさん「お酒を最後に注ぐふりをして終わりました…少しでもケチったらダメですね!式場で一式用意してもらえるなら絶対にそのほうがいいです!」
持ち込みになると、自分たちで管理したりするので果実酒ラウンドになるまで気を抜けません。割れていることも実際にお酒を注ぐタイミングじゃないと見つからないですよね。
全てのものが不良品というわけではありませんが、万が一のことを考えて果実酒ラウンドするときは式場での演出としてお願いしたほうが安心です。
2. お酒を飲み始める前に行う
- 私「果実酒ラウンドのタイミングはどうでしたか?」
- あやさん「お色直し終わっての入場でやったんですけど、あれは最初のほうでやったほうがいいですね」
- 私「お色直しでテーブルラウンドやるからいいんじゃないんですか?」
- あやさん「お酒飲んでいる人もいたので、その頃には酔っ払っててフルーツを入れずに食べちゃう人とかいて…」
- 私「えー!それはちょっと困りましたね…」
- あやさん「もちろんゲストによってはしっかり参加してくれますけど、友人で酒癖悪い人とかいたら注意したほうがいいですね(笑)」
- 私「果実酒ラウンドに限らずですね(笑)」
- あやさん「ですね!あとはお酒苦手なゲストがいるなら、果実酒じゃなくてジュースにするのもおすすめです!どちらで作っても美味しいですよ!」
これはどの演出でも同じことが言えますが、果実酒ラウンドの場合みんな参加型のものなので酔っ払っている状態で参加されると本当に大変です。
他にも新郎にフルーツを食べさせてきたり、コース料理のものを入れようと悪戯されそうになったという声もありました。
こういう最悪の状況も考えて、呼ぶゲストの中に酒癖が悪い人がいないか確認しておくことも大切です。
3. ゲストの人数によっては控える
- あやさん「あと果実酒ラウンドは、結構時間かかるのでゲストが大勢いるなら控えたほうがいいと思います」
- 私「あやさんは何人だったんですか?」
- あやさん「50人前後ですね。結局フルーツ詰めても人数多いと容器に入り切らないですよ」
- 私「確かに…容器を大きくしたら運ぶのも大変ですもんね」
- あやさん「そのぶん時間がかかるので、披露宴のタイムスケジュール予定がちょっと遅れてしまいました」
- 私「式場によっては延長料金も発生するから時間がかかりすぎるのも怖いですね」
1テーブルでだいたい5〜10分くらいかかるので、人数が多ければ多いほど時間がかかります。
やり方にもよるし、一斉にテーブルにいるゲストで入れれば時間も短縮してできますがそれではあっと言う間に終わってしまうので意味がありません。
少人数での家族婚や、1.5次会で40〜50人位での披露宴を挙げる人におすすめです。
果実酒作りのやり方
それでは最後に果実酒の作り方について説明していきます。
そもそもお酒って何を入れたらいいのか、衛生面的に考えて大丈夫なのかって気になりますよね…
というわけで、ここでは果実酒作りで必要な材料と作り方についてまとめたので是非参考にしてみてくださいね。
材料
- 好きなフルーツ…1キロ前後
- 氷砂糖…500グラム
- 好きなお酒(焼酎・日本酒・ウォッカ)…1.8リットル
フルーツは甘めなものが多ければ氷砂糖を少なめにしても良いと思います。
ちなみに私はフルーベリーの果実酒を作りましたが、この量で問題ありませんでした。焼酎で作りましたが、日本酒にしてもスッキリした仕上がりになります。
基本的には「ホワイトリカー」を使う人が多いそうです。
お酒が苦手という人は、当日みんなで飲めるように紅茶やオレンジジュースに変えてみてはいかがでしょうか?
作り方
式場で全て用意されていることもありますが、もしも持ち込みの場合以下のように準備してくださいね。
- 果実酒用の瓶はよく洗って自然乾燥させる。
- 食品用アルコールや酒で瓶底から内蓋までしっかり消毒する(煮沸消毒もOK)
- フルーツは丁寧に洗って、キレイな状態のものを使う。
- 洗ったフルーツはキッチンペーパーで優しく水気を拭き取っておく。
- しっかりと水気をとるために、新聞紙やキッチンペーパーの上に広げて乾かす。
これで準備はOKです♪
果実酒ラウンドのときに、予め氷砂糖を入れておきそこからゲストに好きなフルーツを入れていってもらいます。
そして最後に新郎新婦がお酒を静かにゆっくりと注げば終わりです。
1週間程で氷砂糖は溶けて消えますが、まだ完成はしていません。
「3週間後から飲める」という人もいましたが、2〜3ヶ月置いたほうがフルーツの甘みがより一層増しますよ!
甘くて美味しい果実酒にするなら、最低でも2ヶ月は待ったほうが良いです。どんなフルーツでも合うので、是非作ってみてくださいね♪
まとめ
今回は、テーブルラウンドで人気の果実酒ラウンドについてまとめてみましたがいかがでしたか?
見た目も綺麗だし、初めて見るゲストも多いので迷っているなら是非やってみてほしいです♪
ただしタイミングやゲストの人数によっては、時間もかかってしまうのでタイムスケジュールを相談してみてくださいね。
この記事があなたにとって少しでも参考になれば嬉しいです…♡