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結婚式の中での演出でよくあるのが”ブーケトス”ですよね。
私も友人の結婚式に参列したときは、よく参加していました。独身女性メインのイベントなので、つい張り切ってしまいます。
でも、30代になってくると既婚者も増えて「ブーケトスやるのはちょっとな」って思う部分もでてきますよね。
そこで最近流行っているのが”ブーケプルズ”です。
ブーケプルズは海外では昔から行っているイベントでしたが、Instagramから火がついて今では日本でもやっている花嫁さんたちが増えてきています。
でもこのブーケトスとブーケプルズの違い…
同じブーケを使っているけどやり方も参加条件も違うのをご存知ですか？
正直「どっちも同じなのでは？」と思っていましたが、ゲストにとっての印象もだいぶ違うみたいです。
でも結婚式を参列していても、いざ自分が結婚式が挙げる立場になったとき「どっちがいいの？」「どんな違いがあるの？」と悩んでしまいますよね。
というわけでそういった悩みを抱えているプレ花嫁さんの為に、ここではブーケトスとブーケプルズの違いについてまとめてみました！
卒花嫁さんからどんなことに注意すべきかも聞いてみたので、是非そちらも一緒に参考にしてみてくださいね！
それぞれの違いとは？
それではまず最初に、このブーケトスとブーケプルズの違いについてお話したいと思います。
やり方だけじゃなく、それぞれに対しての意味合いもまとめてみました。
「わかってるから大丈夫」という人も、改めて確認の為に一緒にチェックしてみてくださいね。
ブーケトスは未婚女性が対象
挙式を済ませた花嫁が、誰の手元に届くのかわからないように、後ろ向きになって未婚女性のゲストに向かってブーケを投げる演出です。
「そのブーケを受け取ることができた女性は近く結婚できる」という欧米の言い伝えから、日本でも広く取り入れられている演出のひとつです。
引用：みんなのウェディング
ブーケトスは昔から未婚女性を対象にしていて、司会者の人も「どうぞ独身の人は前にでてください」と言っていますよね。
挙式が終わってからすぐに行うので、教会やガーデンウェディングを挙げる花嫁さんに向いている演出です。
ブーケプルズは既婚者も参加しやすい
花嫁のもつブーケの先に何本かひもやリボンを出しておき、それを未婚女性のゲストが引く(プルpull)演出のことです。
実際はくじ引きのように一本だけがブーケとつながっていて、「それを引き当てた女性は次の花嫁になる」という欧米の言い伝えから日本でも行われています。
引用：みんなのウェディング
こちらも未婚女性を対象にしていますが、ブーケプルズは男女混合で子供から大人まで既婚や未婚関係なく参加してもらっているケースも多いです。
式場の都合でブーケトスができなかったり、披露宴でやりたい花嫁さんに向いています。
「幸せのおすそ分け」なので、未婚女性限定にしなくても違和感のない演出ですよ♪
ブーケトスで注意すべき3つ
ブーケトスとブーケプルズの大きな違いは、未婚女性がメインかどうかということがわかりました。
(もちろん基本的にはどちらも未婚女性への幸せのおすそ分けです)
結婚式といえばブーケトスという印象が強いので、「自分が挙げる時は絶対にやりたい」というプレ花嫁さんもいるのではないでしょうか？
というわけで、ここではブーケトスをするなら注意すべきポイントを卒花嫁さんから聞いてきました！
実際に聞いたエピソードなどもあるので、是非参考にしてみてくださいね。
参加するのが恥ずかしい女性が増えている
今年の10月に結婚式を挙げたばかりの「ゆきこさん」から話しを聞きました。
ゆきこさん
「30代になってくると、独身女性と限定されてしまうと参加しづらいって人が増えてきてますよ。
私もブーケトスやりたいって思っていましたが友人の話しを聞いてやめました。周りからあの人まだ独身なのかとかって思われてそうで嫌みたいですね…」
せっかくのお祝いの席ですが、気にしてしまうゲストもいるようです。
確かに自分も30代で結婚式に参列して「独身女性のみなさんは是非前に出てください」って言われたら、20代のゲストがいる中で気にしてしまうかもしれません。
なのでブーケトスをする時は、女性ゲストの年齢なども考慮してあげたほうが良いです。
自分のブーケ以外に準備しなければいけない
3年前に結婚式を挙げた「りえさん」に話しを聞きました。
りえさん
「ブーケトスって名前の通り後ろを向いて投げるじゃないですか。
自分が持っているブーケを投げてしまうと、花が落ちてしまったり水が散ったりするのでゲスト用に用意しておかないといけないんですよ。投げても大丈夫な専用のブーケを使わないと絶対に失敗します！」
花嫁さんが持っているブーケって生花も多いですし投げたらバラバラになったら縁起も悪いですよね。
そういったことのないように、投げても問題ないブーケトス用のブーケを用意します。
なので、そういったブーケは小ぶりだったり造花だったりするんです。
幸せのおすそ分けなので、特に気にしないと思いますが私は小さい頃はてっきり花嫁さんが持っているブーケがもらえるものだと思ってました(笑)
取りやすいように投げる位置を把握しておく
去年結婚式を挙げた「さゆりさん」に話を聞きました。
さゆりさん
「ブーケトスは予行練習もなくぶっつくえ本番なので、思いっきり直角にならないようふんわり投げるのがコツです。
あとはゲストが取りやすいように、投げる位置も把握しておいたほうがいいですよ！私はプランナーさんにアドバイスしてもらってやったので上手に投げることができました♪」
これ実際に私も参列していたときに経験があります。
並んだゲストに向かってブーケが届かず、直角に落ちるブーケ…
縁起が悪いし、みんな気まずくなるので花嫁さんに対しても申し訳なかったです。
投げる場所は遠いほうが、受け取りやすいと思っていましたが距離を離しすぎてしまうのも失敗してしまいます。
上手く投げられる自信がない人は、予めプランナーさんに相談して予行練習させてもらうことをおすすめします。
結論:やるなら進行役が必要
花嫁さんの投げ方にも注意が必要ですが、他にも譲り合いだったりしないようにブーケトスをするときは司会の人やスタッフさんに進行役をお願いしておきましょう。
「どうぞ前に集まってください」、「譲り合いすると落ちちゃうので気をつけてくださいね」といった声掛けをしてもらったほうがゲストも受け取るときに注意することができますよ。
何も言わずにただ投げるだけというのも寂しいので、ブーケトスするときは進行役が必要です。
ブーケプルズで注意すべき3つ
それでは次にブーケプルズについてお話していきます。
ブーケトスは未婚女性に参加してもらいますが、恥ずかしいというゲストもいるのでそんなときに既婚者も含めて全員参加できるのがブーケプルズです。
元々はブーケプルズも未婚女性へ幸せのおすそ分けをするものですが、最近では関係なくみんなに参加してもらっているようです。
では、このブーケプルズをするときにどんなことに注意すべきなのかを一緒にチェックしてみましょう。
事前に参加する人数を把握しておく
つい先日結婚式を挙げたばかりの「なおみさん」に話を聞きました。
なおみさん
「ブーケプルズをするなら、絶対に人数を把握しておいたほうがいいですよ。
リボンを引っ張ってもらうので、肝心のリボンが足らなかったりすると参加しようと思ったゲストに対して失礼になります。
人数が多すぎる場合は、くじ引きとかにしたほうがいいですね。ブーケプルズもあみだくじみたいなものなので違和感はありませんよ〜！」
女性陣全員の人数を把握しておくか、事前に「ブーケプルズやる予定なんだけど是非参加してもらえるかな？」と声かけをしておくといいですよ。
だいたい10本くらいが丁度良いそうですが、既婚者も含めて全員にやりたいのであればさおりさんが提案されたようにくじ引きをして当たった人にブーケをあげるという方法もあります。
参加者には飴やチョコを配ると、ゲストからも喜ばれますよ♪
紐が絡まらないように結んでおく
去年の1月に結婚式を挙げた「ゆりさん」に話しを聞きました。
ゆりさん
「人数が多すぎるとせっかくのブーケプルズも失敗しちゃいます。
私の時は15人くらいだったんですけど、途中引っ張ったときに絡まっちゃって…すぐにスタッフの人が対応してくれましたけど、そういうことも想定してやらないとダメだと思いました。」
ブーケプルズをするときは、紐を長めに結んでおきますが本数が多いとどうしても絡まりやすいです。
なのでゲストのみんなは近すぎると絡まってしまうので、間をあけておかないと失敗します。
また人数が多すぎるとぞろぞろと横に並ぶようになってしまうので、人数によっては別の方法でやったほうが良さそうですね。
スムーズに勧めるよう司会者に伝えておく
今年の4月に結婚式した「あいさん」に話しを聞きました。
あいさん
「ブーケプルズってプレ花嫁さんたちは色々調べてるので知ってたりしますけど、ゲストの中には初めて参加する人もいます。
なので、やり方とかを司会者の人に説明してもらっておかないとグダグダになってしまいます。
あみだくじみたいなので盛り上がりましたけど、司会者に進行してもらうことによって上手く出来たと思いました。」
ブーケトス同様で進行の人がいると、ゲストにとってもわかりやすいしスムーズですよね。
あいさんが言っているように、ブーケプルズを知らない人もいます。
いきなり前に出てくださいと言われて紐を出されても「？」と思われるので、進行してもらうと参加しやすいのでやり方を司会者にも伝えておきましょう。
結論:既婚者も参加しやすいのでやりやすい
ブーケトスは未婚女性をメインにして行いますが、ブーケプルズの場合は既婚者の人も混ざって参加するケースも増えてきています。
なので、ブーケトスに参加するのが恥ずかしいという人でも気軽に参加することができますよ♪
私もこういった考えを聞いて、「自分が結婚式を挙げる時はブーケプルズにしよう」と思いました。
ちょっと変わった5つのブーケトス
ブーケトスとブーケプルズをするにあたっての注意すべきポイントが分かりました。
最後にゲストが驚くようなブーケトスを紹介していきたいと思います。
参加するのは未婚女性だけじゃないタイプなので、「ゲストに楽しんもらいたい」と考えている花嫁さんは是非こちらを参考にしてみてくださいね♪
ブロッコリートス
未婚男性の為のブーケトスで、最近人気のイベントです。
ブロッコリーは房が沢山あるので「子孫繁栄」、「幸せが詰まっている」という意味も込められているそうです。
基本的には、ブーケトスの前に行うものでマヨネーズが一緒に付いていたり、受け取った人には披露宴のときに茹でて食べたりといった面白い演出もありました。
ただし昔の結婚式ではなかったので、親族や上司の人が見たときに印象が悪い場合もあります。
なので、友人中心の結婚式を挙げるというカップルさんにおすすめです。
ブートニアトス
こちらも新郎が独身男性に向けて投げる演出です。
まだまだ流行っているものではありませんが、受け取ると次に結婚すると言われています。
男性によっては「花をもらっても…」ということもありますが、ひとつのイベントとしては周りも見ていて盛り上がるのでブーケトスの前に取り入れてみてはいかがでしょうか。
キャンディートス
子どもたちも参加しやすいキャンディーブーケトス。
名前の通りで、飴をブーケ状にしてそれをゲストに向かって投げるものです。
お菓子なら未婚女性も関係なく、みんなで参加しやすいし子供も混ざって楽しめそうですよね。
ただし子供が参加する場合は大人が優先して受け取りづらいので、子供には別であげるという人もいました。
「花よりお菓子のほうが嬉しい！」というゲストもいたので、参加するゲストによってはこういったブーケトスも有りですね。
プレゼントトス
こちらもブーケの代わりにプレゼントを用意したイベントです。
新郎新婦でそれぞれプレゼントを選んで、男性と女性に分けて参加してもらうのも良いですね。
プレゼントトスはありそうでなかったので、初めてやるというゲストも多いと思います。
「人と変わったことをしてみたい」というカップルさんにおすすめです♪
菓子撒き
菓子撒きはゲストに子供が多かったり、和婚を挙げるカップルさんにおすすめのイベントです。
「和婚だけどブーケトスもしたい！」という花嫁さんも多く、見た目に違和感があるので代わりに菓子撒きをするという人が増えているそうです。
中には餅まきをしているカップルさんもいるようですよ。
菓子撒きなら全員に均等に配れそうだし、男女関係なく参加もできるので全員が盛り上がれそうですよね♪
まとめ
今回は、ブーケトスとブーケプルズの違いについてそれぞれ注意するポイントも含めてまとめてみましたがいかがでしたか？
- ブーケトス→ゲストに未婚女性が多いならおすすめ
- ブーケプルズ→既婚者と未婚女性が半々ならおすすめ
どちらにせよ、未婚女性の中には「参加するのが恥ずかしい」という人もいるのでそういった人の気持ちも考慮して行うようにしましょう。
一生に一度の結婚式なので、自分にとってもゲストにとっても記念になる素敵な結婚式になりますように…♡