【こんな人は絶対NG】結婚式の受付は誰に頼む?気を付けたい事&仕事内容

いざお二人の挙式を挙げるとなった際に、かなり重要な役割を担ってくるのが「受付」です。「受付」は結婚式の進行を担う役割もありますし、大切な二人へのお金の管理等も行わなければなりません。一体、誰に頼むべきなのか、悩んでしまいますよね。

今回は、その大切な役割である「受付」は誰に頼むのがベストなのか、また、こんな人に頼んだら危険!というNGポイントや、受付を頼む際に気を付けたい事などなど、「受付」にまつわる全ての事を完全網羅してご紹介していきたいと思います。

これを読んで頂ければ、結婚式の受付に関する知識はバッチリです◎是非チェックしてみてくださいね!

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「受付」って何するの?

まず初めに、受付という役割についてご紹介していきます。受付とはいったい何をする人の事を言うのでしょうか?順番に当日の流れを見て行ってみましょう。

準備:当日他のゲストより早く入りご親族や新郎新婦に挨拶

まずはじめに、受付を頼まれた方は、当日他のゲストより約1時間前に会場入りを行い、新郎新婦やご親族の皆様とご挨拶をします。挙式当日は、新郎新婦もご親族も気持ちがとても高まっているもの。しっかりマナーを持って挨拶をしたい所ですよね。

新郎新婦とご親族から信頼を頂いているから受付を任されている、という自覚をしっかり持って行って頂ける方に、受付をお願いしていきましょう。

1、披露宴前にゲストを一番に出迎える

結婚式当日の流れによりますが、主にゲストの方の来場時間は2パターンあります。結婚式から呼ばれている方と、披露宴から参加される方の2パターンあります。受付に関しては「披露宴の受付」から役割がスタートします。

挙式前にはゲストの受付は行いません。挙式が終わって、披露宴から参加される皆様をお出迎えする役割を担っていますので、挙式が終わって感極まっている所ですが、しっかりと笑顔に切り替え、ゲストの皆様を笑顔でお出迎えします。

受付に来たゲストが「本日はおめでとうございます」といった祝辞を述べますので、それに対して受付は、両家目線で「ありがとうございます」と答えます。ここからが受付の役割スタート。しっかりと笑顔でお出迎えします。

2、ご祝儀を受け取る

次に、ゲストの方からご祝儀を受け取ります。失礼のない様、しっかりと両手で受け取ります。「ありがとうございます」と伝えた後は、”広蓋”と呼ばれている黒い塗り盆に納めます。ここでしっかりとお名前とゲスト帳を確認します。

後でお金を指定された方に渡しますので、バラバラにならないように、しっかりまとめておきましょう。

3、芳名帳(ゲストブック)へ記帳をお願いする

ご祝儀を受け取ったら、ゲストの方には芳名帳へ記帳をお願いしていきます。ゲストがしっかり参加しましたよ~という証になりますので、忘れずに書いて頂きましょう。

この時点で、あらかじめ新郎新婦から預かったゲスト帳をチェックし、お車代を渡すように頼まれている場合は、ここでゲストの方へお渡ししていきます。

4、席次表をお渡しして場所を口頭で案内する

ここまで終わったら、席次表をお渡しして、口頭で席をご案内します。中での案内はスタッフも手伝ってくれますが、あらかじめ席次表を見ながら、「入って右奥のお席でございます」等と簡単に説明を添えられるとベストでしょう。

何か席について聞かれる場合もありますので、あらかじめ席次表とゲスト表はチェックしておいた方がいいでしょう。

5、受付が終わったら指定された方へご祝儀を渡す

全ての受付が終わったら、新郎新婦に指定された方にご祝儀をまとめてお渡しします。それがスタッフなのか、ご親族なのかは指定次第なので、しっかりと頼まれた方にお届けしましょう。ホテル等の場合、金庫に預けるというパターンも有ったりしますので、渡す先はしっかり確認しましょう。

ここで万が一トラブルがあっては信用問題に関わってきますので、最後まで責任を持って届けるようにしましょう。

 

…以上が「受付」としての役割になります。簡単な様に見えますが、実はなかなか気を使う事も多く、結構大変な役割なんですよ◎

“受付には向いてないNGな人”の特徴

さて、次に受付を誰に頼むべきか、本題に入っていきたいと思いますが…今回は「こんな人はNG!」という所をクローズアップしていきたいと思います。これに当てはまる所がある方は、頼みたい人から外した方が絶対に良いです。

逆にいうと、ここに書いてある項目が一つも当てはまらない方が適任!という事になりますので、しっかりチェックしていきましょう!

NGその1:時間にルーズな人

これが一番NGと言っても過言ではありません。挙式当日の朝はただでさえ集合が早いのに、他のゲストよりも1時間以上前に会場入りしなければなりません。そんな時に「受付の人がまだ来てません!」なんて事になったらもう大変。現場はゴタゴタしてしまいますし、新郎新婦やご親族の方々も気が気でならなくなってしまいます。

そうならない為にも、普段からプライベートで会ったりする時にも時間にきっちりしている方や、待ち合わせに遅れてきたりしない、ちゃんと信用できる方に頼むのがベストです。

NGその2:責任感の無い人

これもとっても大事です。受付というのは、新郎新婦やご親族から信頼されて任された役割なので、その責任をしっかりと感じられる人でないと出来ません。その信頼を受け止め、任されたお仕事を最後まで遂行しよう!としっかり責任を持って行動してくれる人がベストです。

受付の役割を軽んじたり、人任せにしてしまったりする傾向にある人は絶対にNG。しっかりと任された事を自分から進んで行う、行動派な人にお願いしましょう。

NGその3:派手過ぎたりTPOをわきまえない人

披露宴の受付というのは、いわば披露宴に来たゲストが「最初に見る顔」なのです。そんな時に、TPOに合っていないド派手な服を着てきたり、派手なメイクでテンション高すぎる人だったりしたら、対応された主賓やご親族の方々はどう思われるでしょうか。とてもじゃないですが、いい気はしないですよね。

そうなってしまわない為にも、しっかりTPOをわきまえて、場所に合った服とメイク、言葉遣いが出来る方にお願いしていきましょう。仲が良いからと言って、その人が受付が適任とは言い切れませんので、適任と思われる方に頼むのがベストです。

NGその4:礼儀作法・マナーがなってない人

これもTPOに関係する事なのですが…冠婚葬祭には最低限のマナーや礼儀作法がありますから、そのあたりをしっかりとわきまえていない方に頼んでしまうと、目上の方やご親族にもご迷惑をおかけしてしまう事になりかねません。そうなってしまわない為にも、マナーがしっかりしている人に頼む様にしましょう。

受付なので、ゲストの方と全て会話をする事になります。しっかりと笑顔で、テキパキとマナー良く進めてくれる人がベスト。特に言葉遣いに関しては、普段よりも丁寧に行う必要がありますので、そのあたりの気遣いも大事なポイント。

ちなみに、マナーと言ってもそこまで難しすぎる事は無いので、信頼できる人であれば、NGなポイントだけを伝えてお願いする…というパターンは全然アリだと思いますよ◎

NGその5:人見知りな人

これ、なかなか難しい所なのですが…とっても信頼できて仕事もできる知人がいたとして、その人が人見知りだった場合は、やめておいた方が安全かもしれません。

なぜかというと、きっとその知人の方も断る事はしないとは思いますが、内心とても緊張されるでしょうし、ストレスになってしまいかねません。しかも、ゲストの方の半数以上と対面でお話するわけですから、会話がたどたどしくなってしまう様では、受付がスムーズに行えませんよね。そうなってしまっては、お互いに良い事がありません。

普段から接客業をしている人や、人と話しをするのが苦じゃない人に頼むのがベストでしょう。

NGその6:遠方の人

受付をお願いする人には、かなり早い時間から会場入りしてもらう事になっていますので、遠方の方だと朝もかなり早くなってしまいますよね。そういった方にはご迷惑になってしまうので、それは避けておいた方が良いでしょう。もし本当に仲良しの知人が遠方に住んでいた場合は、前日からホテル代を出して来てもらうというパターンもありますが、ちょっと特殊な例かもしれませんね。(笑)

基本的には、近場に住んでいる方や都合がつけやすい方等がオススメです。お仕事でかなり遅くまで働かれてる人にもちょっと頼みづらいと思いますので、普段の生活等を考えつつ、ベストな人をチョイスしていきましょう。

「受付」に関するQ&A

次に、「受付」に関する今更聞けないQ&Aをまとめてみました。受付にまつわる疑問点をまとめてみましたので、是非こちらも参考になりましたら幸いです◎

Q1:「受付」を頼む人数は?

一般的な挙式+披露宴の場合であれば、新郎側2人、新婦側2人の合計4人に頼むのがベスト。ただ、30名未満の披露宴なのであれば、新郎新婦合わせて2人、といった形でも十分事足りますので、招待するゲストの数で変えていけば良いと思います。ですが、基本的には、新郎新婦でそれぞれ2人ずつ頼む、と考えておいてよいでしょう。

ちなみに、100名近い挙式+披露宴の場合は、3人ずつの合計6人というパターンもあります。また、新郎新婦でゲストの数に差がある場合、たとえば新郎側が60名、新婦側が30名といった場合には、新郎側4人、新婦側2人、といった形でも良いと思います。

Q2:お礼はどうしたらいいの?

受付をお願いした方へのお礼は、平均して3,000円~5,000円程が平均だとされています。もちろんこれは平均なので、多少前後しても構わないと思います。知人の場合はこのくらいを目安にし、親族だった場合にはお礼は無しにして後日挨拶に伺う、等の対応をするカップルもいます。

頼む人が誰かによって、金額なども考えていけば良いでしょう。まったく何もなし、というのはNGですので、感謝の気持ちをしっかりとお伝えする事も忘れずに◎

Q3:”未婚”と”既婚”ならどっちがいいの?

これは、なかなか難しい質問ですが…基本的には、人として信頼できる方なら、未婚でも既婚でもどちらでも良いと思います。それぞれのメリットやデメリットをざっくりまとめると…

  • 未婚→華やかで元気が良い人が多く、同僚に多いので頼みやすいが、目上の方に対してのマナーや礼儀作法等がしっかりしている人を選ばないとダメ。
  • 既婚→結婚式の経験者なのでなるべき事がわかっている為話が早い上に、トラブルがあった際も経験から対応しやすい。子供がお腹にいる等の状況で頼めない場合もある。

こういったメリットデメリットがありますが、基本的にはあなた自身が信頼できると思う相手ならば、未婚でも既婚でも特に関係は有りませんので、お好きな方にお願いするのが良いと思いますよ◎どちらにしなければダメ、という決まりは有りませんので、安心してくださいね。

Q4:受付を頼む際の注意点は?

受付をするという事は簡単な事ではありません。経験者の方もそこまでいらっしゃらないのが普通なので、受付を依頼した人が困らないように、当日までに次のことをしっかり伝えておきましょう。

  • 受付係の集合時間と場所
  • 受付係の人数、メンバーの確認
  • 受付開始時間の確認
  • 遅刻したゲストへの対応
  • 受け取ったご祝儀を誰に渡すか
  • お車代を渡すゲストはいるのかどうか
  • ヘアメイクや着付けは必要か

この全ての項目はとても大切な事ですので、しっかり忘れずに伝える様にしましょう。最後のヘアメイクについてですが、もし挙式披露宴が朝早めから行う場合と若干遠かった場合に、美容院で対応してくれる所が無い場合もあります。そういった場合は新郎新婦側でヘアメイクを手配するという形も取れますので、相談しておきましょう。

そして、結婚式前日には、受付の人へ「明日はよろしくお願いします」という挨拶の電話を入れて、そのときに内容の最終確認もしておくと安心です。

Q5:実際はみんな誰に頼んでるの?

こちらは、マイナビウェディング調べの「誰に頼んだか」のアンケート結果です。

(出典:https://wedding.mynavi.jp/contents/questionary/2015/05/post-11/)

こちらを見ても分かる様に「学生時代の同級生」がダントツでトップになっています。挙式披露宴をした半分以上のカップルが同級生を選んでいるという事になります。やはり、一番気心が知れているお友達が一番頼みやすいというのがあるのは確かですよね。

そして次に多いのが「会社の同期・同僚」ですね。その次が「親族」といった流れになっています。

この結果から見るに、やはり一番会話も打ち合わせもスムーズに、しかも気兼ねなくできるという点では、同級生にお願いするのが一番話が早いとは思います。そして、その中でさらに信頼できる人を選んでいけばバッチリです◎ゲストに仕事関係の方が多いのであれば、同僚に頼むのが一番良いかもしれませんね。

が、知人等にはちょっと頼みにくいし、逆にゲストとあまり顔見知りじゃない人の方がいいかも…と思われる場合は、実際の兄弟や親せき等に頼む、というカップルも少なくありません。

あなたにとって一番頼みやすい方にお願いするのが一番ですが、目上の方に頼むのはやめておいた方がいいでしょう。万が一何かあった際や打ち合わせの際にトラブルが起きたら、今後の仕事にもかかわってくる事態になりかねません。

たとえ同僚や友達に頼んだとしても同じ事が言えますが、上司の方のが色々と伝えづらいというのがあるので、できれば自分と同等の人物に頼むのが良いでしょう◎

また、結婚式場側のプランの中に、あらかじめ受付スタッフの内訳に入っているというプランもありますので、そういった場合はそのままスタッフさんにお願いするでもいいですし、知人に頼みたい場合は、スタッフを変更できるのかの確認を取る必要がありますので、注意してくださいね!

まとめ

今回は、披露宴の大切な受付を誰に頼むべきかを検証してみましたが、いかがでしたでしょうか?

受付というのは先ほども書きましたが「最初に見る顔」なので、印象が良いに越したことはないですよね。あなた自身が一番信頼できる!と思う方で、特に自分たちに力を貸してくれる、素敵な笑顔の方にお願いするのがベストです。

そして、受付をお願いするという事は、心から信頼している相手。受付は本当に大変な役割なので、その役割を担ってくれた相手には、これからもっと幸せになってもらいたいですよね。その人もあなたの結婚を心からお祝いしてくれているから、受付で手伝ってくれているのです。その方には、心からの感謝の気持ちを伝える事を忘れない様にしましょうね◎

あなたにとって、素敵な挙式披露宴になります様に♡

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