結婚式オープニングムービーを自作する人必見!無料素材や作り方のコツを徹底まとめ

結婚式の披露宴が始まる前に上映される”オープニングムービー”。

昔は司会者による紹介だけでしたが、最近は開演前に動画を流すことも増えてきました。

楽しみにしているゲストも多いので、できたらオープニングムービーを上映したいですよね。

ですが、式場や業者に頼むと数万円かかってしまうため自作すべきか悩んでいるカップルもいるのではないでしょうか。

結婚式の費用だけでもかなりかかるので、出来るだけ節約したいですよね。

そこで、MARRYINGでは少しでも安く抑えるために、自分たちで自作する方法についてまとめました!

  1. メリット&デメリット
  2. 自作についての注意点
  3. 基本情報
  4. 必要なもの
  5. 手順方法
  6. Q&A
  7. おすすめアイディア

「本当に自作できるの?」と、不安な方もまずはこちらの記事を参考にしてみてください。

作り方だけじゃなく、自作する前に注意すべきポイントも紹介しています。少しでも参考になると嬉しいです。

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オープニングムービーの自作について

動画制作が得意だから自作をするのではなく、なかには節約のために頑張る方もいます。

お金をかけずに無料でオープニングムービーが作れるというのは良いことですが、メリットばかりではありません。

まずは実際に自作した卒花嫁さんたちの声や、メリット&デメリットをしっかりとチェックしておきましょう!

卒花嫁さんの感想

「頑張って自作したオープニングは、みんなから好評ですごく嬉しかったです!頑張って作った甲斐がありました」

参照:Instagram

「オープニングムービー用に撮影しましたが、楽しくてはしゃぎすぎました!」

参照:Instagram

このように自作した先輩花嫁さんたちは、工夫しながら楽しく作ったり、苦労しながらも頑張って作ったりと結果的に「自作して良かった!」という声が多かったです。

ですが、ここまでの苦労が本当に大変なんです…

私も自作して結果的に「作って良かった!」と思いましたが、完成するまでは何度も挫折しそうになりました。

以下は、先輩花嫁さんたちによるトラブルになったケースです。

「式場で流したら画面が切れていたので、ヘアメイク中に編集作業しました…」

参照:Instagram

「ディスク書き込みに失敗してプランナーさんに迷惑をかけてしまった…」

参照:Instagram

「ムービーが映らなくて、DVDに焼けずトラブルになりました…」

参照:Instagram

まさかの結婚式本番でムービーが映らないトラブル!

タイミングよくヘアメイク中に編集して無事に上映できたそうですが、これはかなり焦りますしリラックスもできません。

トラブルで多いのが、このDVD問題です。

私も書き込みに失敗して、何度か式場にDVDを郵送した記憶があります(泣)

自宅のパソコンやDVDプレイヤーで確認できても、式場で流れなければ意味がないので必ずチェックしておくことが大事です!

自作することによって節約になりますし、自由度の高いオープニングムービーを作ることができますが、余裕を持って制作しないとこのようなトラブルも考えられます。

実際に自作した感想を聞いてみて、自分にもできるのか判断することも大切です。

メリット

  1. 節約できる
  2. 自由にできる

オープニングムービーを自作するメリットと言えば、”節約できること”です。

数万円かかるものが無料で作れるので、少しでも費用を抑えたいなら自作したほうが節約できます。

また、自分たちで作ることによってデザインや構成も好きなようにできるのでテンプレートが決まっている業者よりも自由度は高いです。

デメリット

  1. 結婚式準備の中でも1番大変
  2. 時間がかかる
  3. 他の準備ができない
  4. 喧嘩の原因になりやすい
  5. 知識や技術がないと難しい

経験者から言うと、パソコンの基本操作ができない方は自作に向いていません。

結婚式の準備だけでも忙しいのに、そのなかで慣れないウエディングムービーを作るというのは時間も労力もかかります。

なかなか完成できず、ストレスが溜まって喧嘩になったという卒花嫁さんも…。

もちろん悪い話ばかりではありませんが、自作することによってこういったトラブルが起きる可能性を頭に入れておきましょう。

自作する前に知るべき3つの注意点

次に、自作する前に知るべき注意ポイントについて紹介します。

後になって「もっと早く知っておけばよかった…」と後悔する前に、しっかりとチェックしておきましょう。

1・自作できるか早めに判断する

節約するために自作するのは、悪いことではありません。

DIYやパソコン操作が苦手な方は、時間がかかってしまうので早めに完成させるようにスケジュールを組みましょう。

完成しても、式場で映像が流れるか確認する時間も必要です。

結婚式の前日徹夜で作ることがないように、余裕を持って完成させておきましょう。

2・BGMや素材の著作権、肖像権問題を確認する

オープニングムービーを自由に作ることは可能ですが、BGMや素材で著作権があるものは使用することができません。

許可なく無断で使用してしまうと著作権侵害となるため、10年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金などがかかります。

式場でも楽曲によっては対応しているので、事前に確認しておくことをおすすめします。

3・上映可能なメディアをチェック

式場で動画を上映するとき、どのメディアが対応しているのか確認しておく必要があります。

何故かというと、基本的にDVD対応ですがUSB対応している式場もあるからです。DVDは種類がいろいろありますが、どのタイプなのかも聞いておくのがベストです。

再生されないトラブルは絶対に避けたいので、自宅で確認できても早いうちに式場でチェックしておきましょう。

オープニングムービーの基本情報

ここでは、オープニングムービーの基本情報をまとめました。

コツを掴んでおけば、作るときスムーズなので参考にしてみてくださいね。

平均的な上映時間の配分

ゲストへお礼や、結婚式のテーマなどを簡単に紹介するのがオープニングムービーです。

新郎新婦が入場する前に上映するので、長すぎるとゲストが飽きてしまいます。そのため、平均的な時間はサクッと見やすい1分30分〜3分です。

著作権、肖像権問題

BGMや素材には、著作権と肖像権があります。自作する場合は、式場に確認してみましょう。

フリー素材を使用すれば問題ありませんが、BGMは好きな楽曲を流したいというカップルは許可が必要です。

万が一、自分たちで手続きする必要があれば、代行申請してくれる【ISUM】を利用するのがおすすめです。

参照:ISUM

また、一時期流行ったドラマや映画、アニメのパロディ系は肖像権に抵触するので避けましょう。

作品そのものを素材として使ってしまうのは、式場からも注意されるので気をつけてくださいね。

ISUM利用可能楽曲一覧はこちら

字幕コメントのコツ

オープニングムービーは、短い時間でシンプルにまとめる動画なのでコメントも重要です。

コツとしては、以下3つのコメントを使ってみてください。

  1. 挨拶コメント
  2. ゲストへのコメント
  3. 締めのコメント

それぞれコメントと言っても、一言メッセージくらいがおすすめです。

だらだらと長文にしてしまうと読むのも疲れてしまうので、サクッと読める量でまとめましょう。

必要な写真枚数やサイズ

オープニングムービーで必要な写真枚数は、はっきりと決まっていません。

映像やコメントのみだったり、シンプルに文字だけというオープニングムービーもあります。

ちなみにオープニングムービーで使用する写真は、前撮りを利用するカップルが多いです。

写真の選び方としては、画質や構図にこだわりましょう。画質が良いと、コメントを入れただけでも良い感じに仕上がります。

画面のサイズですが、これは式場に確認する必要があります!

このように、式場によって画面比率が違います。

式場のスクリーン画面比率に合わせなければ、上映したときにサイズ感がおかしくなります。

また、プラスして覚えておくべきポイントは、”映像はセーフゾーン内に収めること”です。画面いっぱいに作ってしまうと、コメントや写真の端が切れて見えません。

こちらの画像のようにできるだけ余白内に入れて作れば、見切れることはありません。失敗をしないためにも、画像を参考にセーフゾーンを覚えておきましょう。

自作するときに必要なもの

自作するにあたって、必要なものをまとめました。

おすすめ素材も紹介しているので、参考にしてみてくださいね。

必要な3つの条件

最低でも必要な条件は、以下3つです。

  1. 動画制作の基本知識
  2. DVDを焼くパソコン
  3. PC(mac、Windows)

スマホ(iPhone、Android含む)でも動画制作は可能ですが、最終的に上映できるメディアに移さなければいけません。

そのため、パソコンは自作する際に必要です。

【制作するときに使える無料ソフト】

参考:ムービーメーカー

参考:パワーポイント

参考:imovie

参考:keynote

参考:imovie(iPhone)

必要な3つの素材

オープニングムービーを作るとき基本的に必要と言われている素材は、以下3つです。

  1. 新郎新婦の写真
  2. BGM
  3. コメント

これだけで簡単に動画が作れます。

もし写真がない場合は、背景やフレーム素材を使ったコメントのみのオープニングムービーでおすすめです。

クオリティを上げる5つの素材

先ほどの素材だけじゃなく、さらに見栄えを良くするための素材を紹介します。

  1. 背景の素材
  2. カウントダウンの素材
  3. タイトル文字の素材
  4. フレーム(枠)の素材
  5. エフェクトの素材

それぞれフリー素材があるので、自作するときはぜひ使ってみてください。カウントダウンの素材を使うだけでも、本格的なオープニングムービーになりますよ。

おすすめ素材

無料で使えるフリー素材サイトをまとめたので、ぜひ自作するときに活用してみてくださいね。

【Labo1(らぼわん)】

Labo1(らぼわん)の公式サイトはこちら
【LifeinMaterial(ライフィンマテリアル)】
LifeinMaterial(ライフィンマテリアル)の公式サイトはこちら
【ニコニ・コモンズ】
ニコニ・コモンズの公式サイトはこちら

オープニングムービー制作の手順方法

続いては、オープニングムービー制作の手順方法です。

実際に卒花嫁の私自身がスムーズに作れた方法なので、よかったら参考にしてみてくださいね。

1・テーマと構成を決める

テーマが決まれば、合わせて使用する写真や素材の雰囲気も決めやすいです。もし決めていないのであれば、結婚式のテーマでイメージすると作りやすくなりますよ。

ただ漠然と作ってしまうと、まとまりのない動画になってしまいます。なので、テーマを決めてその雰囲気に合わせて素材を集めましょう

次に、構成ですが基本的なテンプレートがあるので紹介します。

あくまでも基本の構成ですが、この流れで作るとスムーズなのでおすすめです。もし自分の中で流れが決まっていれば、好きなやり方で作ってくださいね。

2・必要な素材を準備

素材は早めに集めておくことによって、効率よく制作できます。せっかく動画制作に入っても、使う素材がなければ作業が進みません。

気に入ったものがあれば、そのときにダウンロードしてください。探す時間も勿体無いので、作る前の段階で必要な素材は準備しておきましょう。

3・写真や字幕コメントを入れる

構成に沿って、写真や字幕コメントを入れていきます。

すぐに動画が流れてしまうとゲストが見逃してしまうので、前後に5秒づつ無音映像を流すことをおすすめします。

また、コメントは後ろの席でも読めるレベルの大きさと量を心がけてください。

4・DVDに焼く

オープニングムービーが完成したら、DVD用にムービーファイルを出力します。

ファイル形式mpeg2形式
縦横サイズ720×480ドット
フレームレート29.97fps
ビデオ方式(テレビ方式)NTSC
ビットレート5,000bps以上

出力して問題がなければ、DVDに焼きます。

そのときに注意すべきことは以下4点です。

  • ビデオモードをDVD Videoにする
  • リージョンコードをリージョンフリーにする
  • ファイナライズ処理(クローズ処理)する
  • 最も遅い倍速でDVDを焼く

しっかり処理できていないと、式場で再生できないというトラブルになります。

DVDを焼くときは、この注意点だけじゃなく使用しているDVDの説明箇所にも目を通しておきましょう。

5・式場で確認

DVDに焼いて完成したら、自宅で確認して終わりではなく式場で確認をしておきましょう。

卒花嫁さんのトラブルでもあったように、当日になって「このDVDは再生できません!」なんてことになったら冷や汗ものです。

式場までが遠いようであれば、郵送してプランナーさんに確認してもらうことをおすすめします!

自分でチェックできない場合は、以下4つのポイントに注意してもらいましょう。

  1. DVDは最初から最後まで再生できたか
  2. コメントや写真が見切れていないか
  3. コメントの文字は見づらくなかったか
  4. 後ろの席でも伝わりやすい

ここで再生できても「ゲストが読みづらいかもしれない」と判断されたら、編集しなければいけません。

そういった部分も含めて、早めの制作が大事です。

本番当日まで編集することがないように、自作するからには余裕を持って作りましょう。

気になるQ&A

オープニングムービーについて、気になるQ&Aをまとめてみました。

Q1、写真なしでも作れる?

A、写真なしでも素材とコメントがあれば問題なく作れます!

私もウエディングムービーは、ほとんど写真を使わずに制作しましたが違和感なかったです。

コメントがあればそっちに集中するので、写真がなくても字のフォントや背景素材でどうにかなります!

Q2、オープニングムービーなしでも大丈夫?

A、昔はなかったので、なくても違和感ありません!

オープニングムービーは最近上映するようになりましたが、昔はなかったのでなくても問題ないです。

司会者が紹介して入場の流れにすれば、違和感なく進めることができますよ。

Q3、二次会で同じものを使っても良い?

A、披露宴と二次会で参加する人が同じなら使わない!

披露宴は親族だけで、二次会は友人だけといったように参加する人が別々であれば使用しても良いと思います。

ですが、参加する人が変わらないのであれば同じものを流しても意味がありませんよね。

二次会も必ずオープニングムービーが必要というわけじゃないので、参加する人を見て判断しましょう。

参考にしたいおすすめアイデア

オープニングムービーはたった数分ですが、どんな動画にしたらいいのか決まっていないカップルもいるのではないでしょうか。

ここでは、参考にしたいオープニングムービーをデザイン別にまとめたので参考にしてみてくださいね。

【シンプル】

【ナチュラル】

【おしゃれ】

【映画風】

【可愛い】

【コマ撮り】

【和風(和装)】

【ディズニー】

【ジブリ(となりのトトロ)】

【面白い(名探偵コナン)】

【スマホ(iPhone)で制作】

自作ができない方は業者がおすすめ!

オープニングムービーを自作する方法として紹介してきましたが、「やっぱり自分には厳しいかも…」と感じた方もいるかもしれません。

そんな方は、気持ちを切り替えて業者に頼むことをおすすめします!

もちろん、数万円するから自作して節約したいという気持ちもありますよね。

費用面で悩んでいるのであれば、10,000円以内で制作してくれる業者もあるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。

コスパが良いおすすめ業者をまとめた記事もあるので、そちらも参考にしてみてくださいね!

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