産後すぐに結婚式に招待された場合は出席or欠席?注意するべきポイントとは

無事に出産を終えたあなた。一息つく間もなく怒涛の毎日を過ごしている中、大切なお友達からの結婚式の招待状が届きました。行きたい気持ちはすごくあるけれど体がちょっとしんどい…。そんな風に悩まれたりしていませんか?

産後の体は想像以上につらいもの。しかも、産後は人によって症状等も変わってきますので、その人にしかわからない辛さが沢山あるものですよね。

大切なお友達の晴れ姿だし、お祝いしたいし…という気持ちがあると思いますが、今あなた自身の体の状態をしっかりと見つめてみてください。その上で、出席か欠席するのか、一緒に考えてみましょう!

勿論、出席してはいけない、という理由もありませんし、欠席するのが普通、という決まりもありませんので、最終的にはあなた自身がどうしたいかで決めていくのが良いでしょう◎

では、順番に見ていってみましょう!

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産後の体の変化

まずは、産後のママさんの体にはどんな変化が起きているのか、このページに辿り付いたご存じの方も多いと思いますがおさらいしていきましょう。逆に、産後のお友達を招待しようと悩んでいる方にも是非見ていただけたらと思います。

1、最後1週間前後はまだ病院

まずは産後、1週間前後は入院しています。赤ちゃんの状態、ママの状態も含めて、1週間前後でいったん落ち着くと言われています。

しかも、出産直後は後陣痛と呼ばれる、産前の陣痛とはちょっと違った陣痛が始まったりして、体が悲鳴を上げている状態になっています。生理痛の様な下腹部の痛みなども3~4日続くと言われています。

この時期はそもそも病院にいますから、誘われてしまった場合は出席するのは控えておくのがベストです。無理して体を悪くしてしまっては、お祝いどころではなくなってしまいますし、逆に新郎新婦に心配をかけてしまう事になってしまいます。

2、おっぱい(授乳)の変化

結婚式に参列する際は、これが一番気になるかもしれません。出産後は、赤ちゃんに授乳をしていく為におっぱいがその状態を常に作っています。おっぱいが通常より大きくなり、母乳が自然と出てきます。この状態の場合、下着等にも漏れてしまったりとトラブルになってしまう事が多々あります。

こういった状態を防いでくれる「母乳パッド」というものがあり、そのパッドを付けて外出等を行います。これを付ける事によって服への漏れをガードしてくれたりするのです。

産後1ヶ月前後に誘われた結婚式の場合では、赤ちゃんを実家等に預けられる場合は良いですが、預けられない場合は赤ちゃんも一緒に参列し、母乳をあげたりオムツを頻繁に変えたりしなければなりませんので、参列するだけでもかなり大変だという事が分かります。

ちなみにこれも個人差がありますが、先輩ママが産後1ヶ月で披露宴に参列した際は、赤ちゃんは預けられたのですがママ自体のおっぱいが張ってしまって、ずっと披露宴中に痛みを伴ってしまって、発熱してしまったそうです。

こういった症状が現れる場合もありますので、あまり無理をせずに断る勇気を持つ事も大事かなとは思いますが、あくまで個人差…といった所なので、おっぱいの様子等を常日頃から把握する様にしましょう。

3、悪露(おろ)

悪露とは、子宮が非妊娠時の状態に戻る過程において、子宮内から排出された分泌物のことを言います。出産時にはがれ落ちた胎盤や子宮内膜が混じった分泌物が主体です。生理のような出血で、時間とともに徐々になくなっていきます。

個人差はありますが、基本的には4週間~6週間で収まると言われています。8週続く方もいますが、体に何か問題がないかしっかり定期健診を受けていれば心配はありません。

ただ、悪露のせいで発熱や腹痛等を引き起こしてしまうという方も中にはいるそうです。結婚式に参列するにしても、その状態ですとさすがにお祝いどころではなくなってしまいますので、もともと体が弱めだったり、体調を崩しやすい方に関しては注意が必要かもしれません。

4、骨盤が開いたまま

出産後は、約3kg前後もの大きさの赤ちゃんを体から出したので、子宮、骨盤等が開いたままになっています。その子宮や骨盤が少しずつ時間をかけて元の状態にもどっていくのですが、この戻るスピードにも個人差があります。

基本的には産後1ヶ月ちょっとで骨盤矯正等を受けて、早めに骨盤を正しい位置に戻そうと調整する方が多い様ですが、約1ヶ月ちょっとの間は関節の痛みや、恥骨近辺の痛み、赤ちゃんを抱いた際等にも痛みを伴ったりする事が多い状態に。

骨盤矯正ベルト等をして乗り切られる方も多いそうなのですが、もし結婚式に参列するとなったら、ドレスの中でもなるべくそういったものも目立たないようなデザインにしていきたい所ですよね。

5、赤ちゃんのお世話が大変

産後すぐは赤ちゃんのお世話がとっても大変な時期です。夜泣きだったり、授乳だったり、数時間ごとにオムツを交換したりしなければなりません。睡眠時間もろくに取れず、体の調子が悪い中で睡眠不足による貧血が起きてしまったり、張り切りすぎて産後鬱になってしまったり…なんてこともなりかねない、ママにとって一番大変な時期かもしれません。

そんな大変な時期に参列するとなったら、それなりの覚悟が要ります。披露宴の最中などもオムツ替えや授乳をされる方をよく見たりしますが、かなり大変そうに見えます。赤ちゃんを預けられるご家族がいれば良いのですが、一緒に参列する場合は本当に大変だと思います。

ただ、逆に言うとそこさえクリアできれば、参列なども何ら問題なく行う事が出来ます。あなた自身の体調が良い状態であれば、こういった対応などもスムーズに行う事ができるでしょうから、まずはあなた自身の体の様子をしっかり把握する所からやっていきましょう◎

 

…以上、簡単に5つほど挙げさせて頂きましたが、これはあくまでもほんの一部です。ほかにも、産後のママの体は本当にデリケートなので、何が起きてもおかしくない状態といっても過言ではありません。

大切なお友達のお祝いだからといって無理をして、あなた自身の体を壊してしまっては元も子もありませんので、そこはしっかりと自己判断できるようにしていきましょう。

参列の際に注意したいこと

次に、産後すぐに結婚式に参列すると決めた場合に、注意しなければならない事等をまとめてみました。参列したいな…と考えている方は是非読んでいただけたらと思います。

1、おっぱいの張り・痛み対策

まずはこれです。先ほどもお伝えしましたが、これが一番しんどいかもしれません。何もしていなくてもおっぱいの張りが一番きつい時期なので、常に気にしておかないと恥ずかしい事になってしまう事も。

産後、どのようにして子育てしていくかによりますが、基本的には授乳して育てていくママが多いです。なので、結婚式に参列している間も、もちろん母乳はどんどん出てきますし、止まりません。

この、おっぱいの張りへの対処方なのですが、対処方法は2パターンあります。

  1. 旦那と赤ちゃんに別室・もしくは車などで待機してもらう
  2. 搾乳機を持参して定期的に中座する

このどちらかのパターンであれば、なんとかおっぱいの張りや漏れ、痛みなども軽減されるでしょう。

まず一つ目は、旦那と赤ちゃんに結婚式参列前から一緒に側にいてもらい、朝の時点でまず赤ちゃんに授乳をします。その後、披露宴の中のどこかで一度また授乳をし、おっぱいの張りを軽減させるパターンです。

これは旦那さんの予定もありますからケースバイケースですが、私の友人は、ホテルと直結した式場だったので、1室借りて旦那と赤ちゃんに待機してもらったそうです。もしくは、車で送り迎えをしてもらい、その間車の中や近隣の公園等で待機してもらい、授乳の際に手伝ってもらう…といった形になります。

授乳は基本2~3時間に1回と言われていますので、挙式から見たとしたら挙式前に1回、挙式が終わって披露宴に入ってすぐにまた1回、その後に1回…の様に、授乳だけでもバタついてしまう可能性が十分にありますので、そこは覚悟して参列しましょう。

そして二つ目は、旦那もしくは実家などに赤ちゃんを預ける事が出来た場合は、あなた一人で参列する事になります。その際は授乳が出来ませんので、なんとかしてパンパンになったおっぱいから搾乳をしたい所ですよね。

その際は「搾乳機」を持参して対処しているママが多いんだそうですよ。搾乳機にもいろいろありますが、今は痛み対策などをしてくれている柔らかい素材のものなどもあるみたいなので、あなたの肌にあったものをチョイスされると良いでしょう。

おっぱいの張りに関しては、この2パターンのどちらかの形でなんとか対応すれば、参列する事は不可能ではないでしょう。ただ、発熱や痛み等に関しては実際にその日になってみないとわからない事なので、そこはあなた自身で痛み止めを持参する等、判断・対策をしていきましょう。どちらのパターンにするにしろ、漏れ対策の母乳パッドの替えもしっかり忘れずに!

2、ドレスは授乳口があるものがオススメ

おっぱいの張り対策の続きの様な形になるのですが、赤ちゃんに授乳するにしろ搾乳機を持参するにしろ、もし参列すると決めたのであれば、ドレスは授乳口がついているものを選ばれるのがベストです。

こういった形で授乳口がついているものを選べば、結婚式に参列している際にも無理する事なく授乳、搾乳をする事が出来ます。個人的には、漏れ等の事も含めて、白色もしくは黒色のドレスをオススメします。

こちらのドレスですと色も沢山ありますが、ピンクやブルー等はシミ等も目立ちやすいですし、何かあった際に対応しにくいカラーなので、できれば白・黒のドレスをチョイスしていきましょう。

また、こちらのドレスも授乳口がついています。マタニティにも対応していて、ふっくらとしたシルエットになっていますので、骨盤矯正ベルト等を付けていても目立たないようなデザインになっています。

このシックなドレスの詳細はコチラから◎

このドレスのほかにも、下記のオススメサイトでは、マタニティ専門のドレスや様々な授乳口付のドレスが取り揃えられているお店がありますので、是非チェックしてみてくださいね!

3、産後どのくらいかで参列するか決めよう

産後の結婚式への参列は、本当に大変な事だと思います。産後1ヶ月~2ヶ月となると、先ほども書きましたが赤ちゃんのお世話でだいぶ睡眠不足な日々が続いていると思います。そんな中で参列するのですから、フラフラになってしまったりしまう事もあるでしょう。

そうなってしまわない為にも、あなた自身の体の状態や心の状態等も含め、本当に厳しいな…と感じた場合は、友達にも誠心誠意お伝えしましょう。ちなみに、参列しなかったといって友情にヒビが入ってしまうのが嫌だ…と考えられる方も多いと思いますが、それはあまり考えなくて良いでしょう。

そもそも、あなた自身の体が大変な時期に、相手にしっかりと断りを入れたのにも関わらず、それを怒ったりするお友達だったとしたら、今後一生お付き合いできるかというと…そうではありませんよね。そんな風に言われてしまうのは悲しいですが、あなた自身の体も大事な事なんです。だから、そこは気に病む必要はありませんよ◎

もし、参列する事が厳しいなと感じた場合は、そのお友達に電話等をしてまず断りを入れ、ハガキもしっかり返信し、後日お祝い等を包んで送る…等をすれば、相手にも誠意は伝わりますし、気持ちもきっと届く事でしょう。

ちなみに、産後3ヶ月ちょっとで参列したというお友達がいるのですが…その子の場合は体の調子も良く、おっぱいの張りをなんとかすれば大丈夫…といった形でなんとか参列できた様子ですが、それでもかなり大変だったそうです。やはり産後は、調子が良い方でもなかなか覚悟が必要になってきますね。

本当に、どうしても参列したい…!という場合は、あらゆる対策をしっかりと万全に整えてから参列するように心がけましょう。

まとめ

今回は、産後すぐに結婚式に招待された場合や、出産予定日の1~2ヶ月後に招待された場合の対策法をまとめてみました。ただ、あくまでこれは対策であって、何度も書きましたが本当に産後の体については個人差があるので、あなた自身で判断していく必要があります。

例えば、出産予定日よりも後の招待の場合、この記事を読んで頂いて母体の体の事を踏まえたうえで、それでも参列したいな…と感じるのであれば、参列しても良いと思います。ただ、ちょっとでも不安要素があったりする場合は、心から落ち着いてお祝いする事ができないな…と感じてしまった場合は、無理をせずに欠席する様にしましょう。

どちらの形になったとしても、そのお友達にお祝いの気持ちがある事は変わりませんし、欠席する事が失礼、なんて事にはなりません。

一番よくないパターンが、出れる気マンマンだったけれど直前になってやっぱ辛いから欠席します…みたいなパターンですね。これは招待した方もされた方も、どちらも気まずい事になってしまいますし、ドタキャンはやはり良い気分ではありませんよね。

そういったトラブルにならない様にする為に、無理せずに事前に答えを出す事が招待してくれた友達への誠意につながりますので、参列する事自体を簡単に考えるのは止めて、体の調子を見て冷静に判断していきたい所ですね。

少しでも、あなたにとって参列するかどうかの検討する手助けになれていたら嬉しいです。最後まで読んでくださってありがとうございました◎

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